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向上心のある言い訳って何だろう?

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こんにちは、意識低い系サラリーマンのKENです。

 

今回は「向上心のある人のする言い訳」について考えてみます。

 

ピンチを乗り切る言い訳大全

ピンチを乗り切る言い訳大全

 

 

 

エレベーターホールにて

前の会社に勤めていたときのこと。

同じチームのみんなと一緒に、エレベーターホールで下に行くエレベーターを待っていました。「チン」という音がしてエレベーターのドアが開いたので、反射的に僕は乗ろうとしてしまいましたが、それは上に行くエレベーターでした。

振り返ると他のみんながニヤニヤしながら僕を見ていました。

 

僕はとっさに言い訳しました。

KEN「あのー、アレですよ。僕くらい向上心のある人間になると、常に意識が上に向いているので、エレベーターも上行きのやつについつい乗ってしまうんですよ!」

 

ノータイムで先輩から反論。

先輩「とても向上心のある人間のする言い訳には思えない(笑)」

 

正論過ぎて僕はぐうの音も出ませんでした・・・

 

 

じゃ、向上心のある人はどんな言い訳をするんだろう?

先輩の指摘どおり、僕の言い訳はいかにも意識低い人間の言い訳だったかもしれません。というか、苦しすぎました。では、向上心のある人間、つまり意識の高い人はあの場面でどんな言い訳をするんでしょうか?

 

意識高い人(仮)「上行きだろうが、下行きだろうが、僕はエレベーターに乗る!そこにエレベーターがあるからだ!」

 

って感じでしょうか。なんか登山家みたいです。意識高い人と言うより、情熱が間違った方向に行っているだけの人のような気がします。

 

意識高い人(仮)「せっかく僕の目の前でエレベーターのドアが開いたのも何かの縁。旅は道連れ、世は情け、さ」

 

みたいなのはどうでしょうか。うーむ、これもなんか違う気がします。そもそもこの2つの言い訳だと、上に行きたくないのに意地を張って上に行ってしまって二度手間になってしまいます。

 

 

真実に辿り着いた

あれこれ考えていても、意識高い人の言い訳が思いつきません。そんな僕に一筋の光が差し込みました。真実に気が付いてしまったのです。

 

つまり、そもそも意識高い人はこんな些細なことで言い訳をしない、ということに。

 

普段から言い訳することがデフォルトになっている意識低い僕にとって、この発想は目から鱗でした。そうですよ、意識高い人は言い訳している暇があったら、自分を高めることに時間を使うに違いありません。

軽く咳払いしながら、

「ふ、まいったな、僕ともあろう者がついつい間違えてしまったよ、HAHAHA」

と軽く流し、あとは鞄から颯爽と取り出した自己啓発本でも読みふける。これこそ向上心のある意識高い人の行動と言えるでしょう。

 

この真実に辿り着いてしまうとは・・・僕は天才かもしれません。

 

 

今回はこのあたりで。