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「男女平等」を唱えたところで、「男女同質」になるわけではない

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こんにちは、意識低い系サラリーマンのKENです。

 

ここ何日か、はてな界隈で「女性の部屋に招かれた男性はセックスOKと捉えても良いのか?」という話題でちょっとした盛り上がりを見せている模様。

 

事の発端ははてな匿名ダイアリーのこの記事?

anond.hatelabo.jp

 

上の匿名ダイアリーの方は、「女性がセックスOKかどうかを積極的に発信できる社会になることを望む」という意見のようです。
他にも、男が悪い、女が悪い、男女の恋愛の駆け引きの問題、男女平等社会、男性優位社会、女性優位社会・・・などなど、様々な議論がネット上で飛び交っています。

 

僕もこの件についてちょっと言いたくなったので、思うところを書き散らかしてみます。

 

男女の脳はすれ違うようにできている!

男女の脳はすれ違うようにできている!

 

 

とりあえずリスクやトラブルを避ける!

僕は恋愛経験値が限りなくゼロに近い人間なので、男女の駆け引きだの恋愛論だのそういった話は海千山千の人たちにお任せするとして、危機管理の観点で物申します。

僕には4歳になる娘がいるのですが、とりあえず娘には年頃になったら「恋人でもない男を気軽に部屋に上げるな」ということを忠告はしようと思っています。(忠告する、とか偉そうにいってますが、こういう話は気恥ずかしいので、そのときになったら妻に任せてしまいそうですが)

 

これに関しては、「恋人でもないのに、部屋に入れてもらったからといってセックスOKと考える男に問題がある」、「セックスの主導権を女性が握ってもいいじゃないか」・・・などなど、様々な意見があるかもしれません。

しかし、いくら社会的には男女平等になったからといって、男女が全く同じ生き物になったわけではありません。

現実問題として、

部屋に上げてもらったらセックスOKと考える男性が一定数存在し、
一部の例外を除き一般的に女性は男性には腕力では太刀打ちできず、
いざ事件が起こった場合、女性の側には妊娠リスクが存在する、

という事実がある以上、事件が発生しそうな状況は極力避けるべきでは無いでしょうか?
君子危うきに近寄らず、です。

「男女平等」をいくら声高に唱えたところで、男女の体の機能や、性や恋愛に対する考えが同質になるわけではないのです。

 

 

理想を掲げることは悪いことではないけれど

「男女が完全に平等な社会を目指す」

「女性の側がセックスの主導権を握れるようにしよう」

そういった理想を掲げるのは決して悪いことではありません。

しかし、理想実現のために、リスクや危険に正面から挑んでいたのでは、体がいくつあっても足りません。
現在の世界が全ての人間が誤解無く分かり合える理想の世界、なんて物ではない以上、セックスをしたくない男に無用な誤解を招く言動は取らないに越したことは無いでしょう。 
最終的にどう考えどう行動するかは個々人の決めることですが、少なくとも自分の子どもには「事前に避けられる危険は避けていこうぜ?」的なことは教えたいな、と。親のエゴですけどね。

 

なお、まったくの余談になりますが、僕は最初娘が生まれたときに「この子が将来少しでも生きやすいように、女性優位社会になったらいいのに」と考えてました。しかしその後息子が生まれ「女性優位社会だと娘はよくても息子が困るな。よし、やっぱ男女平等最高!」という考えに変わりました。なんとも勝手な人間です。

 

余談その2。そういや冨樫先生の「レベルE」という漫画で、一緒に旅行できたからといってセックスができると期待していたケースの話で、「一緒に旅行=セックスと考えるから話がややこしくなる。事前に合意文書を用意すべきだ。」「いやいや、役所じゃあるまいに・・・」みたいなやり取りがありました。今にして思うと、意外にこれはありなのかもしれません(笑)

 

 

 

今回はこのあたりで。