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「よつばと!」1巻の感想

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「よつばと!」13巻の発売から早4ヶ月。14巻が出るのはいつになるのかわかりませんが、毎回次の巻を待ちきれなくて何度も既刊を読み返してしまいます。


14巻発売を待つまでの退屈しのぎとして、各巻ごとに全話の感想を書いていこうと思います。今回は1巻の感想。普通にネタばれしてますのでご注意ください。

 

よつばと! 1 (電撃コミックス)

よつばと! 1 (電撃コミックス)

 

 

よつばとひっこし

あずまきよひこ先生の前作「あずまんが大王」が大好きなので、新作「よつばと!」もかなり期待して購入しました。

あずまんが大王が基本4コマ漫画なので(たまに違うときもありましたが)、最初ちょっと違和感。絵でかっ!みたいな感じで。あと、あずまんが大王はかなりギャグに比重をおいてますが、よつばとはほのぼの日常系なので、「あずまんが大王に比べるといまいちかな・・・」とか思ってました。ふうかがえなを跳び箱のように飛び越すシーンは腹抱えて笑いましたけど(笑)

第1話ということで、よつば、とーちゃん、ジャンボ、綾瀬家3姉妹が登場するお披露目的なお話。

 

 

よつばとあいさつ

よつばが家の呼び鈴を覚えるお話。

この話のハイライトはなんといってもふうかが小岩井家のトイレの窓に引っかかるシーンですね。その場面をあさぎ、えなに発見されたときの3姉妹それぞれのリアクションが、この姉妹の関係性をシンプルに表しています(笑)

余談ですが、冒頭でよつばがとーちゃんの上に乗っかって起こすシーン。初めて読んだときは20代前半独身だったので、「いきなりこんな起こされ方したら、俺なら激怒するな」と思ってましたが、それから10数年後、自分の子どもたちから同じ手法で起こされます・・・けど、可愛いから無罪!

 

 

よつばと地球温暖化

よつばが地球温暖化について学ぶお話。

えなから「地球温暖化」という言葉を聞いて、すぐに「ちきゅうおんだんか」と言えるところは地味に凄いと思いました。最近の巻のよつばだと絶対空耳して覚えそうな気がする・・・

あさぎのトートロジー的な機転の良さが光るお話でした。

 

 

よつばとテレビ

小岩井家が綾瀬家から使っていないテレビ(いまとなっては珍しいブラウン管テレビ)をもらうお話。

綾瀬家のかーちゃん初登場。いきなり「あさぎを産んだのは失敗だった」とかヘビーな発言しますが、かあちゃんは3姉妹の中ではあさぎと一番気が合ってると思うんだけどなぁ。

ジャンボが綾瀬家の面々と初顔合わせ。皆、口をそろえてジャンボのでかさに驚愕の意を示します。ふうかの美少女っぷりにハイテンションなジャンボですが、あさぎと出会うや否やふうかを「美少女」から「少女」に格下げするえげつなさ。美女も美少女もそれぞれ違う良さがあるんだからいいんじゃんねぇ。

 

 

よつばとかいもの

よつばととーちゃんが西友に買い物に行くお話。

店内で自由奔放に振舞うよつば。とーちゃん、よくよつばを1人で見ながら買い物できるなぁ・・・うちは、どっちかが子どもの面倒、どっちかが買い物、というスタンス。そうでないと落ち着いて買い物できない。

よつばが神社の階段の手すりを一気に滑り降りるシーンがとても懐かしい。子どものころは平気でやってましたが、いまは怖くて多分できないです・・・

 

 

よつばとせみとり

よつば、えな、ジャンボの3人パーティでセミとりに行くお話。

よつばとジャンボの合体シーンは、「そりゃこうなるわな」とわかってても爆笑必至!
にしても、ジャンボの面倒見の良さと綾瀬家の寛大さは素晴らしいですね。そりゃ、とーちゃんも男手ひとつでよつばを育てられるというもの。恵まれた環境だなぁ。

 

 

よつばとおおあめ

ふうかがとーちゃんの職業を「こんにゃく屋」と勘違いするお話。

よその家の男物の下着まで取り込んでくれるなんて、ふうかは実に良い娘さんだ。親の育て方が良かったに違いない。

終盤、大雨の中で遊びまわるよつばを眺めているとーちゃんの「あいつは何でも楽しめるからな。よつばは無敵だ。」は「よつばと!」作品通してのテーマみたいなもんですね。

 

 

今回はこのあたりで。

 

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