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私の戦闘力は53万マイクロです

農夫のおっちゃんの10分の1程度の戦闘力で適当に生きる、意識低い系サラリーマンのブログ

森下えみこさんの近況報告的コミックエッセイ「40歳になったことだし」の感想

「独りでできるもん」の著者、森下えみこさんのコミックエッセイ「40歳になったことだし」を読みました。

 

「独りでできるもん」がとても好きなので、本書もその延長線上のコミックエッセイかな、と思い読んでみたのですが・・・うーむ、面白いことは面白かったけど、いまいち物足りない。

Amazonの評価も平均星3つと決して高くありません。レビュー欄を読んでみると、不評の原因として、

  • カラーでなくなったのが残念だし、絵が少し雑になった
  • 内容が薄い

という評価が多いようです。僕も概ね同意です。

 

絵が雑になった?

絵が雑になったかどうかは判断の分かれるところかもしれませんが、やはり「独りでできるもん」のときのカラーからモノクロに変更になったのは大きいですね。森下さんのほのぼのとする色使いが好きだったので。それに、茶髪を表現していると思われる色もモノクロなのでまるで白髪みたいにみえたり・・・あまり印象がよくありません。

 

内容が薄い?

内容が薄いという批判について。ひとつひとつのネタは森下さんらしさが出ていて面白いのですが、どうも話全体が坦々としすぎているように思えます。静岡から東京に引っ越したことを除いて、ほとんど印象に残るエピソードがありません。

これは森下さんがOLをやめて専業のコミックエッセイスト&イラストレーターになったことが原因であるかもしれません。会社勤めをしていたからこそバラエティ豊かなネタがぽんぽんと浮かんでいたのかも。本書はなんか同じようなネタばかり読まされた読後感です。

 

本書は著者の近況報告本である

コミックエッセイとしてみると、著者の過去の本に比べて面白さは半減しているように感じられます。ただ、この本を著者の近況報告本として考えると、専業になった森下さんはどんな生活を送っているんだろう、どんな思いで東京に引っ越したんだろう、東京でどんな生活を送っているんだろう・・・などなど、ファンなら気になる要素がたくさんあります。

そういう意味では、この本は以前からの森下さんのファンに向けての本、とも言えます。「独りでできるもん」「女どうしだもの」など、いままでの著者の本を読んだことが無い人にとっては結構退屈な内容かもしれません。

 

 

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