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私の戦闘力は53万マイクロです

農夫のおっちゃんの10分の1程度の戦闘力で適当に生きる、意識低い系サラリーマンのブログ

恋愛、結婚、出産を一気に駆け抜けるコミックエッセイ「恋愛すっとばし婚」の感想

書籍レビュー・紹介

恋愛が面倒くさいオタク同士による、出会い~出産までを一気に駆け抜けるコミックエッセイ「恋愛すっとばし婚」を読みましたので、 レビューらしきものを書いてみます。ネタバレしていますので、ご注意ください。

言うほど恋愛をすっ飛ばしてない

さて、内容のほうですが・・・いきなりケチをつけてしまいますが、このコミックエッセイは所謂「タイトルに偽りあり!」というやつですね。「恋愛すっとばし婚」と銘打っているものの、読んだところ、そんなに恋愛過程をすっ飛ばしている印象が無いのです。

男女共に恋人いない歴=年齢ながら、子どもが欲しいと言う点で利害が一致し出会うのですが・・・なんか普通に恋愛しているのですよ、これが。異性経験ない者同士の初々しいデートや初夜の様子など、むしろノロケてる感すらあります。出会い~出産までの期間が短い(といっても、極端に短くもない)というだけって感じですね。

 

ただ、作者「遊佐いつか」さんの結婚にかける執念はすさまじいものがありました。お見合いパーティや合コンなどで上手く行かなくても、落ち込むことなく、ただちに反省と対策を練ります。このPDCAサイクルの速さこそが「恋愛すっとばし婚」と言えるほどのスピード婚を可能にしたと言えるでしょう。

オタクの婚活エッセイというと、よしたんさんの「いつかモテるかな」を最近読みましたが、よしたにさんは「本気で付き合ったり結婚したりする気あるの?」と突っ込みをいれたくなるふわふわ感というか、ヌルさ!まあ、実際本人もそこまで本気では無さそうな感じですし・・・ 

www.ishikihikui-kei.com

 

 

非モテからの逆転結婚を握る鍵は、1に執念、2に執念、3、4がなくて5に執念、といったところでしょうか。

 

 

なお余談ですが、作者は「価値観同じでイラつかなければ誰でも良かった」的な発言をしていますが、これって何気に難易度高い条件ですよねぇ・・・恋人時代は良くても実際結婚して一緒に暮らしたらちょっとした価値観のズレが気になったりするものですし。逆説的に言うと、ちょっとやそっとの価値観のズレが気にならないくらい好きな相手を探すべし!とも言えるかと。

 

 

恋愛・結婚エッセイというより、出産エッセイ

タイトルからして「恋愛すっとばし婚」なので仕方の無いところかもしれませんが、本書では恋愛部分や結婚部分はあくまでさらっと流して、ページの半分を出産部分に当てています。その意味では出産エッセイ本と言えますね。

 

出産エッセイといって思い浮かぶのは、たかはしみきさんの「ニンプ道」。たかはしみきさんは自称「ズボラ」ですが、超凝り性な人でもあるので、出産に関する豆知識が凝縮されたエッセイになっています。

対して、本書の出産部分のお話は、知識・ノウハウ的なことよりも作者「遊佐いつか」さんがその時どう感じたか?という感情面に主眼が置かれています。個人的には本書の出産エッセイのほうが読んでて臨場感あって面白かったです。

 

 

まとめ

「タイトルに偽りあり!」などといきなり冒頭でケチをつけてしまいましたが、漫画の内容自体はオタクの恋愛・結婚・出産感がリアルに描かれていて面白かったです。

オタク一筋ウン十年、恋愛には縁遠いけどそろそろ一発逆転ホームランを狙いたい!という人は本書を読んでみるといいんじゃないでしょうか?あまり参考にはならないかもしれませんが、モチベーションはあがりますw

 

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