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イッキ読みに最適!3時間で読破できるおすすめ漫画まとめ【完結済】

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娯楽が多様化した現代社会。ゲーム、アニメ、漫画、小説、ブログ、SNS・・・などなど、貴重な可処分時間を奪い合う中、じっくり漫画を読む時間も取れないとお嘆きの方も多いかと思います。

そんな忙しい現代人のために、「3時間以内で一気読みできるおすすめ漫画」を厳選してまとめました。まあ、漫画読む速度なんてそれこそ人それぞれと思われますので、時間はあくまで目安程度で。

 

 

人魚シリーズ

ストーリー性:★★★★★
コメディ性:★☆☆☆☆☆
キャラクター性:★★★☆☆
読後感:★★★★☆

 

「うる星やつら」「めぞん一刻」「らんま1/2」「犬夜叉」・・・数々の大ヒット作を生み出してきた大漫画家・高橋留美子先生の描く、サイコサスペンスホラー漫画。

人魚の肉を食べて不老不死となり500年生きている主人公・湧太と、とある事情により不老不死となってしまった少女・真魚を中心に、「永遠に生き永らえ続けることの苦しさ」「不老不死を求める人間達の欲望と愛憎劇」などをテーマに描かれています。

軽妙なギャグが持ち味の高橋留美子先生ではありますが、本作はギャグ成分は少なめ。全体的にやや暗い雰囲気の中で物語が進行しますが、中盤から終盤にかけてのドンデン返しなど、読んでてどんどん引き込まれてしまう名作です。

 

既刊「人魚の森」「人魚の傷」「夜叉の瞳」。
厳密にはこの漫画はまだ完結していないかもしれませんが、最新作の「最後の顔」(1994年)が発表されてから20年以上経つので、まとめに入れました。

 

生まれる価値のなかった自分がアンナのためにできるいくつかのこと(全3巻)

ストーリー性:★★★★★
コメディ性:★☆☆☆☆☆
キャラクター性:★★★★☆
読後感:★★☆☆☆

 

主人公・向井 和也は何をやっても上手く行かない人生に絶望しつつある32歳の男性。久しぶりに再会した初恋の女性・アンナは結婚しており、そのリア充ぶりに鬱屈した想いを募らせます。

ひょんなことから事故死した和也は、20年前にタイムスリップしてしまいます。大人の知識と経験を持ったまま小学生に戻ったのを良いことに、欲望の限りをつくします。初恋の少女アンナに無理やり手をかけようと画策しますが、そこに和也を敵視する謎の少女が現れ・・・

 

タイトルの意味が終盤に明らかになったとき、思わず身震いする感動を味わいました。

 

 

あそびあい(全3巻)

ストーリー性:★★★★☆
コメディ性:★★☆☆☆☆
キャラクター性:★★★☆☆
読後感:★★☆☆☆

 

 

「楽しいことを逃すのはもったいない!いろんな人とのエッチを楽しみたい!」が信条の女子高生小谷さんと「好きな人としかしたくない、相手にも自分だけを好きになってもらいたい。だから他の人ともエッチして欲しくない」が信条のピュア男子高生山下くん。

 

そんな2人の恋愛模様が一筋縄でいくはずも無く、愛情、独占欲、嫉妬・・・紆余曲折を経ながらゴールに向かって収束していきます。ちょっと面倒くさい恋愛漫画が読みたい人におすすめ!

 

 

銀河の死なない子供たちへ(上巻・下巻)

ストーリー性:★★★★★
コメディ性:★☆☆☆☆☆
キャラクター性:★★★☆☆
読後感:★★★☆☆

 

人類がいなくなった地球で、永遠の時と戯れる姉弟の物語。

 

永遠の命、生きることの意味、死ぬことの意味、大切な誰かを失うということ・・・ありがちなテーマではありますが、作者はこのテーマに対して飾らず気取らず、真っ向勝負を挑んでいます。

 

重いテーマなので読後感は必ずしも良いとは限りませんが、1人でも多くの人に読んでほしい、そう思える漫画です。

 

 

聲の形(全7巻)

ストーリー性:★★★★☆
コメディ性:★★★☆☆
キャラクター性:★★★★☆
読後感:★★★★★

 

元ガキ大将・石田と聴覚障害を抱える少女・西宮、そして2人を取り巻く人々。

「人と人とがわかりあうためにはどうすればいいのか、わかりあうことはできるのか?」をテーマに描かれています。

少し重めの話ではありますが、随所にユーモアも散りばめてあり、読みやすいです。先の展開が気になる話の構成のため、それこそ一気に読めてしまうこと請け合いです。

 

 

俺はまだ本気出してないだけ(全5巻)

ストーリー性:★★☆☆☆
コメディ性:★★★☆☆
キャラクター性:★★★★☆
読後感:★★☆☆☆

 

タイトルをみて思わず衝動買いした漫画。

平凡なサラリーマン生活を送っていた主人公が「俺の人生はこんなもんじゃないはず。俺はまだ本気出していないだけだ・・・!」と一念発起して会社を辞め、漫画家を目指す物語です。

誰もが心の片隅に抱えているであろうモヤっとした何かを言語化した漫画と言えます。年を取ればとるほど共感必至。

 

甘く危険なナンパ刑事(全2巻)

ストーリー性:★★☆☆☆
コメディ性:★★★★☆
キャラクター性:★★★★☆
読後感:★★★★☆

 

「今日から俺は」で有名な西森先生の初期の作品。この頃から既に才能の爆発しています。「格好良いから」という理由で金色加工した44口径のオートマグ(警察官制式採用拳銃は通常38口径)を持ち歩く危険すぎる刑事が大暴れする話。

西森先生にしては珍しくややアダルティーな表現もあり、最初の頃はいろいろ試行錯誤してたのかなと予想。

 

妄想稼業の道長さん(全3巻)

ストーリー性:★★★☆☆
コメディ性:★★★☆☆
キャラクター性:★★★☆☆
読後感:★★★☆☆

 

両親に先立たれ、家計収入は兄のバイト代のみ。小さな妹達を抱え、家計は火の車。そんな状況をなんとかするため、花も恥らう女子中学生のヒロイン道長さんは妄想100%の官能小説出版を決意します。

家では妹達に邪魔されて小説執筆に集中できない。だからといって学校で書いては同級生にバレてしまう・・・道長さんの苦悩の日々は続きます。

 

 

ドラゴンクエスト 天空物語(全11巻) 

ドラゴンクエスト 天空物語 全11巻完結 (ギャグ王コミックス) [マーケットプレイスセット]

ドラゴンクエスト 天空物語 全11巻完結 (ギャグ王コミックス) [マーケットプレイスセット]

 

ストーリー性:★★★★★
コメディ性:★★☆☆☆
キャラクター性:★★★★★
読後感:★★★★★

 

 三世代に渡る壮大な人生ドラマが繰り広げられる「ドラゴンクエスト5」。いまだ根強い人気を誇っており、PS2やDSなどでもリメイクされている名作です。

 

本作は、主人公が石像にされてから、主人公の子どもたち&サンチョに救い出されるまでの、空白の8年間を描いたお話です。ドラクエ5好きであれば必読の漫画と言えます。 

 

さすがにこの漫画は3時間イッキ読みはちょっと苦しいかもしれません・・・

 

てんで性悪キューピッド(単行本全4巻、文庫版全2巻)

ストーリー性:★★☆☆☆
コメディ性:★★★☆☆
キャラクター性:★★★☆☆
読後感:★★★☆☆

 

 「幽遊白書」「レベルE」「HUNTER×HUNTER」など、数々の名作を世に出してきた異才・冨樫先生の初連載作品。

 

冨樫先生の作品と言えば、何重にも張り巡らされた伏線や緻密な世界設定・・・といったイメージが強いかもしれませんが、本作はあまり深く考えずとも楽しめます。エロあり笑いありのライトな作品となっています。

 

あずまんが大王(全4巻) 

ストーリー性:★★☆☆☆
コメディ性:★★★★★
キャラクター性:★★★★★
読後感:★★★★★

 

説明不要の4コマ漫画の金字塔。「日常系漫画」「萌え4コマ」「特定の主人公を置かない群像劇」の走り的作品です。 

 

描き下ろし作品有りの新装版も出ています。ただの再販ではなく、既存の話も描き直されています。ちよちゃんが「よつばと!」のよつばに見えて仕方がない・・・(笑)

女子大生家庭教師濱中アイ(全6巻)

 

ストーリー性:★★☆☆☆
コメディ性:★★★★☆
キャラクター性:★★★☆☆
読後感:★★★★☆

 

いたいけな中学生「小久保マサヒコ」の元にやってきた、天然下ネタ製造機(先輩の中村リョーコ女史の仕業ですが)の女子大生「濱中アイ」。読者の期待通りに「エロ時々勉強」の日々が始まります。

 

作者の氏家 ト全先生は、下品になり過ぎない程度の絶妙なさじ加減の下ネタに定評のある漫画家さんですが、本作は主人公のマサヒコに密かな恋心を抱く天野ミサキの空回りする恋愛模様も見物です。

 

 

ミントな僕ら(単行本全6巻、文庫版全4巻)

ストーリー性:★★★★★
コメディ性:★★★☆☆
キャラクター性:★★★★☆
読後感:★★★★★

 

シスコン気味の主人公・のえるは、大好きな姉のまりあに好きな人ができたと聞いて居ても立ってもいられなくなり、まりあの転校した学校に女装して潜り込みます(女子寮しか空いていなかったため) 。

のえるの本来の目的は姉のまりあの恋を邪魔することでしたが、のえる自身も女子寮で同室の未有に恋をしてしまいます。

女装のばれる危険を常に抱えつつ始まる危うい学園生活。果たしてのえるとまりあの恋の行方はどうなるのか、最後まで気が抜けません。

 

ナイン(単行本全5巻、文庫版全3巻)

ストーリー性:★★★★☆
コメディ性:★★★☆☆
キャラクター性:★★★☆☆
読後感:★★★☆☆

 

スポーツラブコメ漫画の大御所・あだち充先生の最初期の頃の作品。

あだち充先生の野球漫画の主人公と言えば、たいてい速球派投手と相場は決まっていますが、本作の主人公は中学まで陸上部(しかも短距離の記録保持者)で野球は素人。しかも高校で野球を始めたきっかけは「好きな女の子の笑顔をみるため」という、純情なんだか不純なんだか悩ましい動機。

「野球」+「ラブコメ」ジャンルはあだち先生の独壇場ですね。

 

エスパー魔美(単行本全9巻、文庫版全6巻)

ストーリー性:★★☆☆☆
コメディ性:★★★☆☆
キャラクター性:★★★☆☆
読後感:★★★★★

 

藤子・F・不二雄先生の超有名作。ある日突然超能力に目覚めたちょっとドジな美少女・魔美が主人公です。

子どもの頃読んでたときは「絵描きのとうちゃんがヒロインの裸を描くちょっとエロい漫画」程度の認識だったんですが、大人になってから改めて読み直してみて評価が一変しました。

「ちょっとエロい」評価は不変ですが、それだけではありません。思わずほろりと涙を流してしまいそうな人情エピソードが多く、それでいてギャグも洗練されていて、大人が読んでも充分読み応えがあります。