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「ちいさなおふね」の歌に出てくる父ちゃんの回答いい加減すぎくない?

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うちの子供たちは最近「ちいさなおふね」という歌が大好きで、いつも聴いてはキャッキャしてて可愛いです。純真無垢な子どもの可愛い質問に、父ちゃんが頼もしく答えてくれる歌で、しみじみと聴かせるメロディの名曲です。 

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ただ、この父ちゃんの子どもへの回答が、ちょいとばかりいい加減すぎるんじゃないかと気になるんですよ。

 

父と子、Q&A

歌詞そのまま書くとジャスなんとか言う秘密結社にマークされてしまいますのでボカした書きかたしますけど、歌の中では以下のような感じの禅問答が父と子の間で繰り広げられるわけです。

 

いたいけな子ども「父ちゃん、どうして空と海っていつも同じ色なのさ?」

いい加減な親父「HAHAHA!空の絵の具が海にこぼれたからに決まっているじゃないか!」

 

いたいけな子ども「舟って海の上をどうやって進んでるの?舟に足がついてるの?足なんてただの飾りだなんてやっぱり嘘だったの?」

いい加減な親父「足なんてついてるわけないだろ、波が舟をおんぶしているから進めるんだよ、常識的に考えて。」

 

いたいけな子ども「どうして夕方になると海は真っ赤になるの?」

いい加減な親父「それはだな、えーっと、ああそうだ、お前も夜になるとパジャマに着替えるだろ?それと同じだ。赤いパジャマに着替えてるんだよ」

 

何がすごいかって、この父ちゃんに何の迷いも無いことですよ。こんないい加減な回答を垂れ流しているというのに。凡百な民であればもう少し言い淀んだり自信なさげに答えたりしがちなところ。自信満々の父親像を子どもに植えつけようということですね、参考になります。

 

でも子どもの歌だしね

まあ、でもね?僕もそこまで野暮な人間でもないですし、「この歌で父ちゃんが答えているのは全部デタラメだ!!」などと楽しげに歌を聴いている我が子に対して力説しようものなら、僕は親としてこの歌の中の父ちゃんよりもひどい存在に成り下がることくらい、僕の灰色の脳細胞を持ってすれば赤子の手をひねるようなリズムで理解できるわけですよ。

なのでまあ、「良い歌だねぇ」と微笑みながら子どもを膝の上に乗せて一緒に聞いてあげるくらいの度量は発揮しますよ。人の親だもの。