僕は子どもの頃からコイン収集を趣味としているのですが、このことを人に言うと、
「物好きだねぇ」
「たくさん集めると大変そう」
的な反応が返ってきます。
確かに本格的にコイン収集をしようとすると調べることも多いし、コインの整理も大変になります。
しかし、そんな肩肘張らなくても気軽に開始できるコイン収集もあります。その内の1つが「干支銀貨の収集」です。
12年に1枚
オーストラリアのパース造幣局が発行している「干支銀貨シリーズ」。その年の干支の動物が描かれた銀貨が毎年発行されています。
これを自分の干支の銀貨のみ集めていく、というのもなかなか乙な趣味だと思うんですよ。12年に1枚購入するという、実に気の長い趣味になりますが、それもまた一興。もちろん、ハマった人は自分の干支以外の銀貨も買ってコンプリートするのも良し!
干支銀貨は楽天でも売られているので、手軽に購入することができます。
本格的に収集したい人は、専門のコイン商で買うと品ぞろえが良いのでコンプリートしやすいです。
干支のコインは金貨も販売されていますが、金(ゴールド)だけにお値段もなかなか高いので、数千円くらいから気軽に購入できる銀貨を僕はおすすめします。予算や好みに応じて、2オンス銀貨、1オンス銀貨、1/2オンス銀貨など複数のサイズが用意されています。
僕はオースドックスなサイズの1オンス銀貨で集めています。
こちらは「羊」銀貨の2003年度発行物。
こちらは「羊」銀貨の2015年発行物。
銀貨の放つ渋い耀き、重厚感、プルーフ加工された美麗なデザイン。見ていて飽きません。
出産祝いなど、贈り物にも
自分の趣味の品として買うだけでなく、友人や親戚の結婚祝い、出産祝いなどに贈るのも面白いですね。実際僕も友人夫婦の第二子誕生の際に、出産祝いに干支銀貨を贈ったことあります。
普段生活していると銀貨を手にする機会もあまりないでしょうから、相手にちょっと「おっ!?」と思わせるプレゼントをしたいときに使えるかもしれません。
資産になる
「銀」は貴金属ですから、現金化することも容易です。コインを現金化、という表現もおかしいですが(笑)
干支銀貨を将来的に売却する際は、買い取り専門業者かコイン商に持っていくといいです。
「銀製品」を買ってくれる買い取り業者は実はそんなに多くないのですが、「福ちゃん」だと銀貨や銀製品にも対応しています。出張買い取りなどもやってくれますから、まとめて売りたい際にも便利です。
郵送などの手間はかかりますが、コイン商に売るというのももちろんアリです。モダンな金貨や銀貨の販売・買取を得意としている「野口コイン」がおすすめです。
趣味として、贈り物として、あるいは資産として、干支銀貨を持つというのもなかなか乙なものです。縁起物なのでペンダントなどアクセサリーに加工するのも面白いですね。