システム開発の現場において、ソース管理ツールの重要性は今更言うまでもないですよね。複数人で作業しているときに管理ツール無いとグチャグチャになっちゃいますし、ソースをロールバックしたいときもあればブランチを作りたいときもあります。
ソース管理ツール*1の定番どころと言えば、
- Git
- Subversion
- Team Foundation Server
あたりが挙げられますが、やはりなんだかんだ言ってもGitが一番有名かなと思います。僕のつたない観測範囲でもGit使ってる現場が一番多いです。
リック・ウマリ/吉川邦夫 翔泳社 2016年02月15日頃
さて、ソースはきちんとツール使って管理したほうが絶対良いというのは開発者の間では常識中の常識ではありますが、配属されたプロジェクトによってはソース管理ツール使ってないとこもちょいちょいあるんですよね。
理由はいろいろあるとは思いますが、僕が経験した中で一番多かった理由は、
「どうせ単納期(1か月~3か月くらい)の仕事だし、ツール用意するまでもないでしょ。使ったことないメンバーに教育するのも面倒だし。」
というもの。
...冷静に考えると短納期の仕事だろうと複数人で作業する以上絶対ツールはあったほうがいいと思うんですが、それを余計な手間だと考えるプロマネさんって結構いたりするんですよね。
ツール使えない(使わない)以上、手動で管理するしかないんですが、面倒な上につまらないトラブルの元となります。
この記事では運悪くそのような環境に置かれてしまったシステム開発者に向けて、「ソース管理ツールを使えない環境で複数人作業するときの2つのコツ」を書いてみようと思います。
- マージ担当者を固定する
- ローカルに随時バックアップを取っておく
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