こんにちは、意識低い系サラリーマンのKENです。
世間ではドラゴンズの山本昌選手の引退が話題になっていますが、30年来の西武ライオンズファンの僕としては、ライオンズの不滅のエース・西口文也選手の引退が衝撃的でした。
200勝して欲しかったなぁ・・・
西口選手の知名度
とはいっても、野球に興味の無い人にとっては、西口選手なんて言っても知ってる人少ないかも。パ・リーグ現役最多の182勝をあげて200勝にあと一息だった大エースなんですよ。キレの良いストレートと鋭いスライダーが武器の本格派です。
もともとちょっと地味目でしたが、松坂大輔選手がライオンズ入ってきてからますます影薄くなっちゃった感がありました。いや、松坂選手も大好きですけどね。
ノーヒットノーラン達成直前で3度も逃した選手、などというあまりありがたくない紹介のされ方ならテレビで何度かされていたので、知ってる人は知っているかも、というくらいですかね。
西口選手の思い出
2000年以降こそカブレラ選手などの加入でライオンズ打線は強力でしたが、90年代後半のライオンズは得点力不足に泣かされていました。鈴木健選手や高木大成選手などアベレージヒッタータイプの好打者はいましたが、一発のある打者がほとんどいなかったのです。マルちゃんことマルティネスくらいかな。
そんな不遇な状況の中、西口選手はエースとして黙々と勝ち星を重ねていってくれました。実に頼もしい存在でした。
西口選手というのは不思議な投手で、味方が2点しか取ってくれないときは相手を1点以内に抑え、味方が5点取ってくれたときは4点くらい取られる、という冗談みたいな展開が多くてハラハラでしたが(笑)
2000年代以降はケガに泣かされたこともあり、2005年にキャリア・ハイとなる17勝こそ挙げたものの、ここ数年はほとんど一軍で勝っていない状態でした。本格派の西口選手にとって、晩年ストレートの速度が落ちたのが痛かったのかもしれません(全盛期は150キロ超でしたが、近年は130キロ台半ばくらい)。
なんかとりとめもない記事になってしまいましたが、なにはともあれ、西口選手、21年間お疲れ様でした。
今回はこのあたりで。