こんにちは、意識低い系サラリーマンのKENです。
下記記事で「インデックス投資のデメリットのひとつは退屈なこと」と書きました。
今回は、インデックス投資の退屈さを紛らわせるために僕が実践している「コア・サテライト戦略」をご紹介します。
なお、「なんで意識低い系のくせに資産運用なんてしてんの?」という件につきましては、下記記事を読んでいただけると嬉しいです。
コア・サテライト戦略とは?
「コア・サテライト戦略」←このちょっと中二心をくすぐる格好良いネーミングは別に僕が考案したわけではありません。ざっくりと説明しますと、投資に回せる資金の中で中核的な部分(コア)を安定重視の運用に回し、残りの資金(サテライト)で積極的な攻めの運用をしよう、というものです。
我が家ではまず、コア資金を世界経済の平均点を狙う「世界経済インデックスファンド」に毎月定額投入しています。
コア資産を担う世界経済インデックスファンドは「Buy&Hold」(買ったらそのまま握っとけ!)どころか「Buy&Forget」(買ったことすら忘れちまえ!)を心がけているため、ほぼノーメンテナンスで運用しています。手間がかからないのはいいことですが、退屈なことこの上なしです。
そこで、サテライト資金をよく言えば挑戦的、悪く言えば遊び的に活用することにより、この退屈さを紛らわします。
サテライト運用の中身は?
サテライト資金は主に日本の個別株に投入しています。方針としては、PERやPBR的に割安な銘柄に絞りつつのイベント狙い逆張り投資、とでも言いますか。
例えば、逆オイルショックで石油価格が暴落し、石油関連企業の株が低迷しているときに、石油製品大手のJXホールディングス(5020)を買ったり(これはそこそこ利益を得ることができました。)、7月にTPP交渉が上手くまとまらなかったときに、TPP関連株(商社株とか倉庫株、輸出関連株など)を買ったりとか(これは夏場~秋にかけて相場全体が低迷したためにほとんど利益上げられず)。
下手の考え休むに似たり!
こんな感じで無い頭を絞っていろいろ手を出してはいますが、振り返ってみると「あれ?これおとなしく日経平均やTOPIXに連動する投資信託を、ドルコスト平均法で積み立ててたほうがマシじゃね?」程度の運用成績しか収められていません。投資で平均点を取ることがいかに難しいのかを改めて実感しました。
センスのある人は機動的に運用しても相応の運用成績を収められているとは思いますが、僕のような素人がいろいろ小賢しく動いても、結果は知れています。
「退屈さを紛らわせるため」という目的は達成しつつ、確実に平均点を狙えるインデックス投資の優秀さを再確認しました。
今回はこのあたりで。