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「株をやる」という表現に感じる違和感

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こんにちは、意識低い系サラリーマンのKENです。

 

株式に投資することを「株をやる」という言葉で表現するのって聞いたことありませんか?
以前からこの表現に疑問を感じていたので、今回はそんな些細なお話を。

 

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「え?株やってんの?」「今度株やろうかと思うんだけどさー」

以前からこのブログで書いていますが、僕は分散投資の一環として国内外の株式に投資しています。
株式に投資していることを日常生活であまりペラペラ話しているわけではありませんが、たまに流れで話すこともあります。


そういうとき返ってくる反応として、こんな感じのものが多いです。

「え?株やってんの?」

もしくは、

「そうなんだ~、俺も株やりたいんだけど、なかなか決断できないんだよね~」

的なもの。

 

「株をやる」
まあ、表現なんてそんなきっちりしなくても、個々人で自由にすればよいとは思うのですが、どうしても違和感を感じてしまう。まるでゲームかスポーツでも始めるかのよう。

 

 

多分、世間では「株式投資」というと短期投資のイメージが強いから?

なぜこういう表現になるかと考えたときに、世間では株式投資というと、まだまだ「デイトレード」*1や「スイングトレード」*2のイメージが強いからでしょうか?
一日中相場とにらめっこして、一瞬のチャンスに買いや売りをしかけるこれら短期投資は、たしかにスポーツチックに「やる」と表現するのが似合う気がします。


資産の一部を株式で持つ、という発想

たとえば、銀行で定期預金を始めるときに「定期預金をやる」とはあまり表現しない気がします。あくまで資産の一部を銀行に定期預金という形で持っているだけ、という意識が強いからでしょう。

ならば、株式投資も「資産の一部を株式で持っているだけ」という意識で捉えても良さそうな気がします。この意識のパラダイムシフトこそが、日本に長期投資を根付かせるポイントな気がしてなりません。

別に、デイトレードのような超短期投資を否定するわけではありません。そもそも、そういった短期投資が行われることによって、株式市場の流動性が高まり、長期投資している人も安心して好きなタイミングで買い・売りができるメリットがあります。いつ下ろせるのかわからないような定期預金、安心して預けられませんよね?

ただ、デイトレードをはじめとする短期投資は海千山千の猛者が集う、まさに戦場。本業を別に抱えている個人投資家にはとてもオススメできる投資ではありません。期間が短ければ短いほど、長期的な経済成長の恩恵を受けられずに、どうしてもゼロサムゲームに近づきますし。

 

これから「株をやろう」と考えている人がいましたら、是非とも「プラスサム」が期待できる長期投資をお勧めいたします。

 

なお、いわずもがなですが、投資は自己責任でお願いします。

 

今回はこのあたりで。

 

 【関連記事】

530000micro.hatenablog.com

 

*1:一日のうちに何回も売買する超短期投資

*2:売買のポジションを保持するのは長くても数日以内とする短期投資