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ほのぼの系ニート漫画「働かないふたり」を読んでると、大学時代の自堕落な生活を思い出す

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「働かないふたり」って漫画知ってますか?働かない兄妹を描いたほのぼの系(?)ニート漫画です。

 

働かないふたり 1 (BUNCH COMICS)

働かないふたり 1 (BUNCH COMICS)

 

 

むちゃくちゃ面白い、というわけでもないですが、寝っころがりながらダラダラ読むには最適な漫画です。

 

自堕落な大学時代を思い出す

「働かないふたり」に登場する兄妹は完全昼夜逆転した生活を送っており、だらだらとゲームしたり漫画読んだりして過ごしています。

 

この2人を見ていると、暇を弄んでいた自堕落な大学時代を思い出します。

 

一応理工系の大学だったので基本的には結構忙しかったんですが、単位取得の関係上半年くらい非常に暇な時期がありまして。1人暮らしの友人のアパートに常に数人以上でたまって、麻雀やったり酒飲んだりアニメみたりトランプやったり将棋やったり・・・と、非常にだらけた生活をしていました。多分今後の人生で、あの半年間ほどだらけることができる時期、というのはもう来ない気がします。

 

 

だらけてたっていいじゃない、人間だもの

だらける、怠ける、というと、ネガティブなイメージ強いですし、まあ実際そんな良いことでもないんでしょうが、でも長い人生だらだら過ごす時期くらいあってもいいと思うんですよね。

 

「小人閑居して不善をなす」
って言葉あるじゃないですか?小人物にいたずらに暇な時間与えたってろくなことをしない、みたいな。僕はこの意見あまり賛同できないんですよ。むしろ小人物だからこそ、人よりも長めのモラトリアム期間を与えてもらって、だらだらした時間の中で自分を見つめなおすことって大事だと思うんですよ。

実際僕も半年間のだらだら期間、あまりに暇すぎてというのと、このままだらけてていいんだろうか?という危機感で、独学でプログラミングを勉強してしょうもないアプリを組んだりしていました。

いま曲がりなりにもシステムエンジニアとしてやっていけてるのも、あの期間にプログラミング覚えたのが大きかったです。小人物、つまりダメ人間だからこそ余裕のある時間が無いとこういう自己スキル開発みたいなことをやるチャンスもないと思うんですよね。

 

猫でもわかるWindowsプログラミング C#版 (猫でもわかるプログラミング)

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自分の人生に自分で責任を持つ、というのは大前提として、モラトリアム期間は長めでもいい

話戻って、冒頭で紹介した漫画「働かないふたり」に登場する兄妹のうちの妹のほうは、対人恐怖症という弱点があるので、普通の仕事に無理やりついても変なトラウマ抱えるだけの可能性が高そうな気がします。のんびりまったり自分のペースでやりたいことできることを探したほうが長期的にみるとメリット多いですよ、多分。

 

もちろん、いい年した大人なのだから、モラトリアムを長く取った結果の責任については誰のせいにすることもなく、自分の決断の結果として受け止める必要がありますけどね。逆に言えば、そこだけわかっていれば極論ちょっとくらいニートしたっていいんじゃないかと。

 

まあ、親御さんは大変でしょうけど、その分将来たっぷり親孝行して上げる、というところで折り合いつければな、と。

 

ちなみにこの漫画、個人的には1巻読んだだけで満足して2巻以降読む気はなかったんですが、漫画好きの義母(妻の母親)から、「KENちゃんが気に入りそうな漫画あるから貸してあげるよ」って貸してもらって続き読みました。お義母さん、なんでこの漫画を僕が気に入ると思ったんでしょうか。

 

 

今回はこのあたりで。