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IT業界の雰囲気を、ドラクエの作戦名で説明する

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こんにちは、意識低い系サラリーマンのKENです。

 

3月も半ばを過ぎました。

4月から新社会人になる人たちは、希望と絶望の入り混じった感情でいまを過ごしているものとご想像します。中には、IT業界という名の生暖かい泥沼に足を踏み入れようとしている人もいることでしょう。(ここまで主観、ここからも主観)

 

今回は、IT業界で無駄に年だけ積み重ねている僕が、IT業界の雰囲気をドラクエの作戦名に例えて説明してみます。

 

 

「おれにまかせろ」

「ここは俺に任せろ!お前たちは先にゆけ!」というような格好良いセリフではないです、決して。
僕の観測範囲だけかもしれませんが、IT業界の人って、他人に仕事振るの苦手な人多い印象です。他に手の空いてる人いるのだから、仕事をもっと分散すればいいんじゃない?という状況でも、何故か自分で仕事を抱え込もうとしたり。

僕もこういうとこありますが、人に説明する暇があったらとっとと終わらせてしまおう、って意識が働くのです。あと、人に任せている間、どうにも心配で落ちつかなかたり。それくらいならいっそ自分で・・・と。

 

 

「おれにかまうな」

「俺に構わず、お前たちだけでも逃げろ!」というような格好良いセリフではないです、決して。
IT業界の人って、基本的には良い人が多くて普段は人当たり良かったりしますが、それはあくまで平常時の話。
プロジェクトが煮詰まってきて残業残業アンド残業な状況になると、とたんに周囲はピリピリムードに。話しかけるんじゃねーぞオーラをビンビンに周りに発している人が多くなります。

こういうときはそっとしておくに限ります。巻き込まれますので。

 

 

「こうすうせつやく」

システムの受諾開発の会社とかだと特に言われますね。
二言目には「もっと工数を減らせないのか」と。
言われて減らせるもんならとっくに減らしとるわ!

 

 

「ゆうきゅうつかうな」

最近はだいぶマシになってきたとはいえ、IT業界と言えば「 きつい」「帰れない」「給料が安い」の新3Kとも呼ばれる職場。
それだけに「有給取らせて」とはなかなか言い出しづらい雰囲気が職場に蔓延しています。

 

 

「みんながんばれ」

僕の好きな作戦です。
実際のドラクエだとこの作戦は、打撃・道具・魔法などを状況に応じてバランスよく使う汎用性の高い作戦ですが、IT業界の現場だとみんなより一足先に帰る時に用います。

このとき決してウキウキ嬉しそうな顔をして帰ってはいけません。「あー、俺ももっと残って仕事したいんだけど、今日はどうしても外せない用事が・・・!本当に申し訳ありません!明日からもっとがんばりますので!」という表情を嘘でも良いから浮かべていたほうが自己保身につながります。

 

 

「ガンガンいこうぜ」

残業がかさんでくるとみんなだんだん口数が少なくなり、イライラが募っていきます。
さらに進むと今度はお茶や観葉植物に話しかけ始めます(例:「なぁ、このプロジェクトはいつ終わるんだ・・・?」)

そして最終段階では良くわからないハイテンションに包まれ、みんなアゲアゲムードになります。ここまで来ると、エンジニアが燃え尽きるのが先か、プロジェクトが完遂するのが先か、というギリギリの勝負になります。

 

 

 

以上、主観100%でお送りしましたが、4月からIT業界で働く人の一助になれば幸いです。

 

 

今回はこのあたりで。

 

 

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