こんにちは、意識低い系サラリーマンのKENです。
適当にネット散策していたら懐かしい本を発見したので、Amazonでポチりました。
ドラゴンクエストダイの大冒険 (ジャンプコミックスデラックス JUMP COMICS PERFECT)
- 作者: 三条陸
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1995/12
- メディア: コミック
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説明不要の国民的RPGであるドラゴンクエストを元にした漫画「ダイの大冒険」。そのファンブックですね。原作者の三条陸氏、作画の稲田浩司氏、そしてドラクエ産みの親である堀井雄二氏の対談が面白かったです。
「ダイの大冒険」といえば、僕の中ではポップの物語ですよ。女の子キャラではレオナ姫が好きでしたが、全キャラの中で一番好きだったのは文句無くポップです。
ポップと言えば、中盤以降はともかく序盤が格好悪かったという評価を見かけます。当時の担当編集の人ですら、こんなことを言っていたようです。
ピクシブ百科事典「ポップ(ダイの大冒険) (ぽっぷ)」より
出自や経歴はある意味読者の代表と言うべき『一般人』であり当時の少年漫画ではあまり描かれないキャラクターだった故、序盤は人気がなく原作者は担当から「ポップを殺しましょうよ」と言われたとか。
たしかに中盤以降のポップは格好良いです。泣く子も黙る極大消滅呪文メドローアを習得したり、大魔王バーンのカイザーフェニックスを無効化したり、天地魔闘の構えの弱点を見抜いたり・・・ポップの凄さを示すエピソードは枚挙に暇が無く、いまさら語ることでもないでしょう。
でも、序盤のポップだって充分格好良かったと思うんですよ。
最初デルムリン島に魔王軍の尖兵のガーゴイルが襲ってきたとき、ポップが迎え撃つシーンあったじゃないですか。序盤のシーンだし、僕はてっきりメラかヒャド使うと思ってたんですよ。そんなんじゃガーゴイルは倒せないだろと思ってたら、まさかのメラゾーマですよ、序盤から!
格好良すぎでしょ。
ダイの大冒険の世界だと実はメラゾーマってそこまで強い魔法ではない扱いみたいですが(ベギラマより格下のようなイメージ)、それでもインパクトは充分でした。
序盤のポップのイメージが悪いのって、やっぱ強い敵に遭遇するとすぐ逃げ出したりしてたからですかね。たしかに少年漫画的にはこれはマズイ。ただ、強い敵に会ったら逃げる、ってドラクエ的には立派な作戦だと思うんですけどねぇ。僕もドラクエプレイするときは「逃げる」コマンド多用してましたよ。
むしろ強い敵は避けて弱い敵だけ相手にしてレベルアップを目指す、ってなかなか意識低そうで良い感じじゃないですか。終盤のポップももちろん好きなんですが、終盤はちょっと意識高い感じになっちゃって、遠い存在に感じたりするんですよね。序盤の意識低いポップのほうがどちらかと言えば好みです。
今回はこのあたりで。
ドラゴンクエスト-ダイの大冒険- 全22巻 完結コミックセット(文庫版)(集英社文庫)
- 作者: 稲田浩司
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/01
- メディア: 文庫
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