まったりのんびりニート漫画「働かないふたり」に登場する兄妹のダメ人間度について言及します。
そんな漫画聞いたことないよ!って人は下記記事を読んでやってください。
で、タイトルのまんまなんですけど、この漫画に登場する兄妹がダメ人間度が少しずつ下がっている気がしてならないのです。まだまだダメ人間には変わりないですけど。
兄
最初の頃は、「ふ、俺が働くはずないだろ?」と胸をはって言っていたのに、なんか最近は友人の同人誌の背景描いてバイト代もらったり、漫画投稿して最終審査まで残ったりと、不穏な(=健全な)動きをしているのです。
よもや、このまま普通に働いたり、なんてことはないでしょうけど・・・不安。しかも過去にバイト経験があったことまで判明しちゃったし。
妹
対人恐怖症の妹は、最近お隣のお姉さんや兄友人の丸山くんに心を開くようになりました。しかも、中学校や高校で友人がいたことまでわかり、あれ、なんか結構普通の娘じゃね?みたいな感じになっています。まあ、その友人はあまり普通の人ではないですけど。
極度の出不精というかほぼ引きこもりだったのに、兄、お隣のお姉さん、丸山くんの4人で散歩に行くのも日課みたいになり、一緒に「だるまさんがころんだ」や「かくれんぼ」までして遊んでます(いい年した大人4人がこの遊びと言うのはどうなんだろう・・・)
なんかちょっとだけ社交的になっちゃいました。
丸山くん
少しずつ普通になる兄妹と反比例するように、丸山くんが逆にダメになりつつある気がする。チャラチャラした外見のわりに全然モテなかったり、ちょっと変態入った趣味だったり。いじられキャラとしての地位を確立してしまいました。
まあ、漫画全体でバランス取らないとといけないからね、仕方ないね。
まったり雰囲気は健在
まあ、とはいえ、この漫画の持ち味であるまったりのんびりとした雰囲気が損なわれているわけではありませんので、面白さには全然問題ありませんけどね。ただ、「ニート」というテーマが完全に失われてしまうとタイトル負けになってしまうので、そこだけは保って続けていただきたいところです。
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