情報処理資格の1つである「情報セキュリティスペシャリスト」の名前が2017年度から「情報処理安全確保支援士」に変わります。
現行の情報セキュリティスペシャリスト資格の後継資格で、内容的にはほぼ同じ資格のようです。ただ、今回から登録・更新の必要な資格になり、定期的な講習を受けることが義務付けられます。
情報セキュリティスペシャリストとの違いや、登録・更新に関する詳細は下記記事を参照のこと。
近年需要が増しつつある情報セキュリティ分野の資格。持っているに越したことはないだろうと思い(資格手当ても上がるし)、情報セキュリティスペシャリスト試験を過去に2回ほど受験して2回とも玉砕しました。
もうこの資格に挑戦するのは半ば諦め気味だったんですが、ひょっとしたら今回の制度変更がチャンスかもしれません。というのも、情報処理試験は新たに創設された場合や名前変更後の1回目の試験は合格率が高くなる傾向があるからです。
例えば、2016春から始まった「情報セキュリティマネジメント試験」。初回試験の合格率はなんと88%!あまりに高すぎる合格率に批判の声もあったようです。
記者の眼 - なんと88%!?新試験「情報セキュリティマネジメント」の合格率:ITpro
少し古い例になりますが、2009年に「初級システムアドミニストレータ」を引き継ぐ形で始まったITパスポートも、本来なら合格率50%前後になるように作られていたはずが、初回試験の合格率は72.9%もありました(2回目以降の合格率は40~60%程度)。
ということは、新たに始まる「情報処理安全確保支援士」も初回試験の合格率は高めになるかもしれません。あくまで過去の傾向から考える予想・・・というより、希望的観測ではありますが、狙ってみる価値はあるかもしれません。情報処理分野の資格で初の「士業」となる本資格、取得できれば多少ドヤ顔できそうですw
おすすめの参考書
試験内容は「情報セキュリティスペシャリスト」試験とほぼ同じになると思われますが、確実に合格を狙うにはやはり専用の参考書を買ったほうが良いかもしれません。
Amazonでレビュー評価の高いのは下記参考書になります。
就寝前や通勤電車内などのスキマ時間にサクっと要点を確認するために、ポケットサイズの参考書を常に携帯するのもおすすめです。僕はポケット版の参考書をスキマ時間に繰り返し読むことによって、応用情報技術者試験に短期間で合格することができました。
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