長年の沈黙を破り、「<古典部>シリーズ」の新刊がいよいよ11月に出るそうです。
〈古典部〉シリーズの新刊を、今年の11月に出させていただく予定になっています。題名は未定で、「連邦は晴れているか」「鏡には映らない」ほか既発表の短篇・中篇も収録されます。
— 米澤穂信 (@honobu_yonezawa) 2016年5月14日
「<古典部>シリーズ」はアニメ化もされた有名作品なので知っている人も多いと思いますが、一応説明リンクを貼り付けておきます。
文化系部活動が活発なことで有名な進学校・神山高校で「古典部」という廃部寸前の部活に入部した男女4人が、学校生活に隠された謎に挑む、「日常の謎」に分類されるシリーズ。基本的に、主人公であり探偵役でもある折木奉太郎の一人称で語られる。
久しぶりの新刊です。復習を兼ねて既刊をパラパラと流し読みして、新刊への期待を自分の中で高めています。
本作品の主人公・折木は「省エネ主義」。意識の低い面倒くさがり屋の僕は、前々からこの主人公にシンパシーを感じていました。が、改めて読み直してみると、なんか違うんですよね・・・
「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」
これが主人公のモットーなのですが、これってよくよく考えると結構意識高いこと言っていません?「やりたいこと」と「やらなければいけないこと」の区別をきっちりつけられる自己管理の行き届いた人間でないと、とてもこんなこと言えませんよ・・・
世間に山ほどいると思われる意識の低い人は、やらなくてもいい趣味などに没頭して、やらなければいけない仕事や勉強を後回しにしたりサボったりするのが日常茶飯事だと思うんですよね。
まあ、今日の僕がまさにソレなんですがね。残業しても終わらないような仕事(やらなければいけないこと)が溜まってるのに、なんかやる気出ずに定時そこそこで切り上げ、こうしてブログ(やらなくてもいいこと)をチマチマ酒飲みながら書いてるわけですから・・・
「やりたくないことはやりたくない。やりたいことはトコトンやる!」
これをモットーにして生きていきたいものです。こんなスタイルで生きられるのは極々少数なんだとわかっちゃいますが。
はぁ・・・仕事やりたくない。
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