女の子が巨大なアゲハ蝶に襲われていると思わしきスマホ広告を見かけて、気になって読んでみました。Webコミック配信サイト「チャンピオンクロス」で連載中の漫画「巨蟲列島」です。
第1話「遭難」より
私立鳳翔高等学園の生徒たちを乗せた旅客機が謎の事故によって墜落し、織部睦美たちはとある島へと流れ着く。生存者と合流して救助を待つことにするも、その島は巨大な昆虫に支配された島だった。
【2019.07.15追記】
アニメBlu-ray付きの特別版が発売されています。
割とありがちな話だけど・・・
修学旅行中の飛行機が墜落し、無人島に着陸。そこは巨大な蟲(むし)たちが支配する島。少年少女たちが力を合わせてピンチを乗り越えていく。
とまあ、こう書くと割りとありがちな話っぽいですが、この巨大な蟲というのがとにかく怖い!漫画の演出が上手いのもあるでしょうが、蟲たちが人間に襲い掛かってくるシーンは思わず目を背けてしまう迫力です。エイリアンとかの映画で画面に映っていないところからブワっといきなり襲い掛かってくる怖さに近いものがあります(我ながら下手な例えだ・・・)
しかも、蟲が人間を襲うシーンが、体液を吸われて殺されたり、麻酔で動けなくされて卵を産み付けられたり・・・あまりにもグロい。グロ漫画に強耐性を持っている人からすれば「この程度のグロ表現で何言ってんだ、甘えんな」とお叱りを受けるかもしれませんが、グロ無耐性の僕にはいっぱいいっぱいです。
登場人物たちも一癖も二癖もある連中ばかりなので、一致団結とは程遠いものがあり、読み手としては非常に歯がゆい思いです。
謎はいろいろ残ってるけど、もう無理です
そもそも、何故蟲たちは巨大化してしまったのか。日本近海の島なので生態系的にもそう特殊な環境、というわけでもないでしょうし。しかも、島の住人がまるごと蟲の餌食になってしまったというのに、何故行政当局は気づかないのか。それともとっくに気づいているが何かしらの理由で黙殺しているのか。あるいは、国家ぐるみの陰謀だったりするのか。
謎がいろいろ残ったままで、先の展開が気にならないといえば嘘になるのですが・・・ヘタレな僕は途中退場します。だってグロいんですもの。
「グロなんてどうってことないぜ!」という勇者の方は、僕の屍を乗り越えて先を読み進めて下さい。
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