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31歳女性と15歳男子高校生の危険な恋愛を描いた漫画「恋のツキ」の1巻を読んだ感想

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「恋のツキ」という漫画の1巻を読みました。ネタバレ含みつつ感想を書きます。

 

 

あらすじ

彼氏と同棲中の31歳の女性。「彼氏に対して強い不満があるわけでもないけど、昔のような熱い感情は薄れ、ずるずるとこのまま結婚してしまうのか・・・? 」という生暖かい泥沼のような想いを抱えつつ生きるワコちゃん。

 

そんなワコちゃんの前に、顔面好みで趣味まで合う男の子が現れます。でもその男の子は15歳の高校生・・・深みにはまらないほうが身のためと思いつつも男の子との関係を深めていきます。

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第六話「振り子」より

 

そして、同棲中の彼氏にそのことを感づかれて・・・もうなんていうか、イヤな予感しかしない展開です(笑)

 

楽な道か、茨の道か

ちゃんと勉強するべき・・・

きちんと就職するべき・・・

ある程度の年齢になったら結婚・出産を考えるべき・・・

 

「何がしたいか」ではなく「何をすべきか」をベースに生きてきたワコちゃん。何故なら、それが楽だから。

 

いまワコちゃんの目の前にある選択肢は2つ。

  • いずれ結婚してくれそうな付き合いの長い彼氏と歩むマンネリな道。
  • 16も年下の高校生との刺激的な恋の道。

 

前者を選ぶのが楽とわかっていながらも、どうにもワコちゃんは後者の道を選びたい衝動に駆られている模様。危なっかしいというかなんというか。その魅力的な道の先には茨が待ち受けている可能性が高いというのに。

 

ジブリ映画「耳をすませば」で、

「人と違う道はそれなりにしんどいぞ。誰も助けてくれないからね」

というお父さんのセリフがありますが、まさにこれ。僕がワコちゃんの父親なら全力で止めたいところです。

 

とりあえず1巻読み終わりましたが、2巻以降どう転んでもグダグダな泥沼が待ち受けている予感満載で、読み進めるのにちょっと気が滅入ります(笑)

 

高校生との恋を選んだ先の道が険しいのはもちろん、仮に彼氏とヨリを戻す道を選んだとしても、ワコちゃんの性格上高校生への未練を断ち切れそうに見えないんですよねぇ・・・

 

同じ作者の漫画「あそびあい」がギリギリハッピーエンドと呼べなくもない終わり方をしていることを考えると、本作「恋のツキ」も最終的にはハッピーエンドになる可能性もありますが・・・いずれにせよ、読むのにパワーが要りそうです(笑)

 

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