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森下えみこさんの「ほどほど女子のおていれ日記」を読んだ感想

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子どもの入院付き添いで病室に居るとき暇だったので、以前から気になっていた森下えみこさんのコミックエッセイ「ほどほど女子のおていれ日記」を読みました。

 

感想をだらだら書いてみます。  

 

「独りでできるもん」の美容特化版

森下えみこさんと言えば、30代独身女子の生活を赤裸々に描いた「独りでできるもん」で有名ですね。以前レビュー記事書いたことあります。 

www.ishikihikui-kei.com

 

 

本書「ほどほど女子のおていれ日記」は、言うなれば「独りでできるもん」の美容特化型、と言ったところですね。

 

写真のときに肌を白く見せる方法とか、化粧の仕方とか、美容のための運動とかを森下さんテイストでゆる~く描いてる感じです。

 

森下さん独特のじわじわ来るユーモアを交えつつ浅く広く描いてるので、「俺男だから化粧とかそういうの興味ないし」という人でも、普通に漫画として楽しめます。実際男の僕が読んでも面白かったです。

 

 

厳密に言うとコミックエッセイではない?

この本、半分くらいまで読んだ時に気づいたんですが(嫁からはもっと早く気づけと言われました)、主人公は森下さん本人ではなく、架空の設定のいろいろな年齢や立場の女子がオムニバス的に出てきます。そういう意味では、厳密に言うとコミックエッセイではないかも。

 

森下さん曰く、

今回のコミックエッセイは「ノンフィクションをもとにしたフィクション」というくくりになると思うのですが、この本にでてくる悩み事はほぼ今までの私の悩み事いろいろです。(あとがきより引用)

 とのこと。

 

登場人物はそれぞれ違っても、森下さんテイストのほんわかした絵なので、気軽に読むことができますね。森下さんの絵は淡い色使いが綺麗で好きです。最新コミックエッセイの「40歳になったことだし」は白黒だったので、そのあたりが残念でした。 

 

 

森下さんの次のコミックエッセイは是非フルカラーで読みたいところです。色塗り大変でしょうけど、森下さんにはがんばっていただきたい(笑)