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【スラムダンク】豊玉のエースキラー南はどうして大栄学園の土屋を狙わなかったのか?

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伝説的なバスケ漫画「スラムダンク」のプチ疑問を考察します。

 

「エースキラー」の異名を持つ南はどうして大栄学園の土屋を狙わなかったんでしょうか?

 

エースキラー南

主人公のチーム「湘北」が全国大会の1回戦で対戦した大阪代表の「豊玉」。ラン&ガンと呼ばれるスタイルを得意としています。南はそのチームのキャプテンでありエースです。

 

南は1年前の全国大会で翔陽のエース藤真にケガをさせてしまい、結果的に豊玉が勝つことになったために「エースキラー」という不名誉な異名で呼ばれるようになります。

前年の翔陽戦では、藤真に対し威嚇で振り回した肘が当たり怪我を負わせた。以来、「エースキラー」の異名がつき、チームもその後は逆転勝ちを収めたことから、自分の中でそれを無理矢理に正当化するものの、同時に良心の呵責に苦しむことになった。

SLAM DUNKの登場人物 - Wikipedia より引用

 

最初は偶然だったものの、南は勝利のためと割り切るようになります。

 

何故土屋を狙わなかったのか?

豊玉高校は大阪地区予選で大栄学園に敗れたため、2位通過で全国大会出場を決めます。

 

大栄学園の中心選手は、 陵南のヒコイチから「仙道さんに似たタイプ」と評されるエース土屋。味方を巧みに生かすパスワークに加え、自分自身で得点を重ねることもできます。

 

この土屋を中心としたロースコアペースの戦いに翻弄され、豊玉は得意のハイスコアゲームに持ち込めずに敗れてしまいます。

 

逆に言えば、土屋がいなければ豊玉が勝利する可能性もあったはずです。南は土屋をターゲットにしなかったんでしょうか?

 

仮説その1「2位通過でも全国に行けるから」

まず考えられる理由としてはこれですかね。大阪地区予選では2位までが全国に行くことができるため、大栄学園に敗れて2位になっても全国大会出場には支障がないわけです。

 

南の目的は全国大会でベスト4以上の実績を残すことですので、どうせ全国にいけるのならば地区大会で危ない橋を渡る必要は無い、という判断かもしれません。

 

仮説その2「この時点ではまだ南はいなかった」

ちょっとメタ的な話になりますが、個人的に本命だと思っている仮説がこちら。ようするに、地区大会で大栄学園と戦っている段階ではまだ作者の頭の中に「エースキラー南」という設定は無かったのではないでしょうか?

 

そもそもこの段階では「南」という選手の存在自体も描かれていません。ヒコイチの旧友の輝男も岸本のことを「うちのエース」と紹介してますしね。

 

まあこのあたりの真実は神(=作者)のみぞ知る、といったところでしょうか。 

 

 

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