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漫画「よつばと!」のよつばとやんだは違う出会い方をしてたらどうなっていただろうか?

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主人公よつばのライバルとも呼べる存在、やんだ(本名・安田)。

 

「仲良くケンカしな♪」という表現がしっくりくる関係で、会うたびに子どもじみたケンカを繰り広げています。

 

この2人が言わばケンカ友達とも呼べる間柄になってしまった原因は、やはり初めて会ったときによつばに「悪いやつ」として認識されてしまったことが大きいです。

 

もしよつばとやんだが違う出会い方をしていたら、どうなっていたでしょうか?

 

やんだは面倒見が良い

何かあるたびにからかったり意地悪したりする、という印象のあるやんだですが、元々子どもに対する面倒見は良いほうなんですよね。

 

半分はからかい目的とはいえよつばにシャボン玉を買ってきてあげたり、キャンプで冒険するときに心配してついてきてくれたり。

 

最初の出会い方さえ間違えずによつばに悪印象を持たれなければ、よつばももっと懐いていた気がします(現状の関係でもある意味懐いていると言えなくもないですが)。

 

どう出会えば良かったか?

  1. やんだ訪ねてくる
  2. とうちゃん出かけてて留守番中のよつばは最初からやんだを警戒していた
  3. 名前を間違えられたよつばはさらにやんだを警戒する
  4. 飴をえさにやんだは強引に家に入ろうとしてよつばに敵視される
  5. とうちゃんがやんだのことを「悪いやつだ」とよつばに紹介して決定打

 

よつばとやんだの出会い方はおおむねこんな感じでした。

 

  • もしも、やんだが初めて訪ねてきたとき、とうちゃんが不在じゃなかったら?
  • もしも、やんだがよつばの名前をうろ覚え知識で適当に呼ばなかったら?
  • もしも、やんだが強引に家に入ろうとせず、とうちゃんが帰るまで大人しく玄関先で待っていたら?

 

あるいは、別の未来もあったかもしれません。 

 

 

結局同じだったかも

ただ、忘れてはならないのが、やんだが父ちゃんやジャンボの間でいわゆる「いじられキャラ」だという現実です。

 

よつばやみうらに対しては意地悪キャラとして振る舞っていますが、大人たちの間ではやんだはいつも軽く扱われたりディスられたりします。別に仲が悪いわけではなく、これがあの3人の大人たちのリズムなのでしょう。

 

となると、結局はやんだはとうちゃんから「悪いやつ」としてよつばに紹介されてた可能性も結構ありそうなんですよね。仮にそれが無くても、とうちゃんやジャンボからからかわれるやんだを見て、よつばが自然とやんだを下に見てしまうかもしれません。結構子どもってそういうの敏感だったりしますよね。

 

まあ、よつばとやんだが中途半端に蜜月関係になるよりも、「よつば VS. やんだ」の構図で微笑ましくケンカしてたほうが読者としても面白いですから、結果オーライと言えるかも。

 

そもそも、「よつばと!」ワールドって直球ストレートでよつばを可愛がるキャラばっかりですからね、基本的に。やんだみたいに変化球でよつばと接するキャラも1人くらいいたほうが、バランス取れてると言えなくも無いです。