ドラゴンボールに登場する技「太陽拳」。額から強烈な光を発して、相手の目を眩ませる技ですね。
最初は天津飯が使いましたが、使い勝手が良い&模倣が容易ということもあり、悟空、クリリン、人造人間セル、未来トランクス(ドラゴンボール超の話)など、いろんなキャラクターが愛用しました。
ちゃんと名前のある技が少ない(もしくは名前があっても、使用は一回きりということも多い)ドラゴンボールの世界にあって、使用頻度の高い技です。
今回は、そんな太陽拳を受けた側の対処方法について書いてみます。
太陽拳は自分より強い敵相手でもワンチャンある
相手の目を眩ませることにより一時的に行動を制約できるため、成功させれば自分より強い敵相手でもワンチャン生まれます。
対ベジータ戦で元気玉を作る時間稼ぎをした悟空、ドドリアやフリーザ相手に食らわせたクリリン(何故このとき続けざまに気円斬をしなかった!という突っ込みはまた別の話)、神様と合体して超パワーアップを果たしたピッコロから逃げるのに使用した第一形態セル・・・などなど、補助的な技であるにも関わらず、見せ場満載です。
気を探れる相手には効果が薄い、という弱点はありますが、逆に言えば気を探れない相手であれば相当なアドバンテージが得られることは疑問の余地がありません。
太陽拳を受けたら、全方位型攻撃をすればいいんじゃないの?
で、僕の疑問はここからなんですが、太陽拳を受けたキャラはほとんどが「ぐわぁーー!」って感じに目を押さえつつ悶絶し、さながらラピュタ崩壊時のムスカ大佐のような醜態を晒しています。
たしかに気を探る能力のないキャラにとって、一時的とはいえ視覚を奪われるのは相当なピンチでしょう。狼狽するのも無理ない気がしますが・・・
でも、よくよく考えてみれば、こういう場面ってアレをすればいいんじゃないですかね?「全方位型攻撃」。
「全方位型攻撃」ってのは僕が適当につけた名前なんですが、例えばピッコロ大魔王の爆力魔波や、ナッパのクンッ!などのことです。自分を中心にした同心円状に気を放出し、周りの敵を全て吹っ飛ばす技。ベジータも悟空、クリリン、悟飯、ヤジロベーの4人を相手にしてたときに使ってました(このときのベジータは相当なダメージを負っていたので「我ながら情けない威力」だったようですが)。
これならば目が眩んでようがどうだろうが関係ありません。しかも、基本的に太陽拳を使ってワンチャン狙ってくる相手は自分よりも戦闘力の劣る格下なのですから、この攻撃で十分なダメージを与えられることでしょう。
自分で言うのも嬉しいですが、太陽拳への対処法としてはなかなか有効な策だと思います。何で誰もこれやらないんですかね?