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【人生の教科書】漫画スラムダンクの熱すぎる名言の数々をキャラ別に紹介!

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言わずと知れた名作バスケ漫画「スラムダンク」。連載終了から20年以上になりますが、今だその感動の余韻は消えることはありません。

 

スラムダンクの魅力の1つは、聞いてるだけでモチベーションが上がる名言の数々! 思わずどこかで使ってみたくなる味のあるセリフも多いですね。

 

そんなスラムダンクの名言の中から、個人的に特にお気に入りのものを登場人物別にまとめました!

 

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※本記事内で紹介した名言はすべてスラムダンク原作内より引用しています。

桜木花道の名言

ご存知主人公の桜木花道。「天才」を自称してはばからないビッグマウスですが、常人離れしたジャンプ力やスピード、底無しのスタミナなど、「天才」を自称するに足るだけのものがあります。

 

桜木の器の大きさを感じる名言の数々をご堪能あれ!

 

 

くそう!?オレは天才のハズだ!!オレが天才じゃないなんてことは・・・まさか!ありえん!

 地区予選開始前は桜木は自分がキープレイヤーとして活躍する気満々だったようですが、いざ始まってみると5ファール退場の連続で、活躍どころか最後までコートにいることすら叶いません。さすがの桜木も自信が薄れてきて、ぽろっと弱音。

 

赤い髪、筋肉質なごっつい身体、ビッグマウス・・・桜木はその言動から一見とても豪胆な人物に見えますが、実のところ結構繊細な一面があったりするんですよね。

 

 

メガネ君、引退がのびたな。この天才のおかげで!

 全国大会出場をかけた湘北 vs. 陵南戦。湘北2点リードで迎えた残り数秒、桜木のダンクによって陵南の最後の望みを断ち切られます。

 

見事全国大会出場を決めた桜木が、メガネ君(木暮)に言ったセリフがこれ。最上級生に対する1年坊主の言葉としては上から目線甚だしいのですが、桜木はなんだかんだで木暮に一目置いて慕ってる風に感じるので(「メガネ君」というあだ名は桜木がつけるあだ名の中でも結構良い扱いw)、この2人の関係性結構好き!

 

 

大好きです。今度はウソじゃないっす

山王戦で背中を痛めて倒れていた桜木。突如起き上がったかと思えば、いきなり晴子ちゃんの両肩をつかんで「大好きです」。

 

こんなん読者も登場人物も誰もが告白かと勘違いしたと思いますが、実は「バスケが」大好きという意味。スラムダンク1話で晴子ちゃんに好かれるために「バスケが大好き」と嘘をついていた桜木ですが、この時点では本当バスケが大好きになってしまっていたんですね。連載6年越しの、美しすぎる伏線の回収でした。

 

 

オヤジの栄光時代はいつだよ・・・全日本の時か?
俺は・・・俺は今なんだよ!

背中のケガにも関わらずコート復帰を決意したときの桜木のセリフ。桜木の「ダンコたる決意」に対する感動もさることながら、この場面「桜木って安西先生が全日本選手だったこと知ってたんだ・・・」 って点が気になりました。

 

いや、安西先生が元全日本のメンバーだったってのはいろいろな場面で語られていましたが、桜木ってなんとなくそういう話とか聞いていないイメージだったので(笑)

 

 

左手はそえるだけ

桜木が2万本のシュート練習の末習得した「合宿シュート」。ラスボスである山王との戦いの最終盤、逆転を決めたシュートも合宿シュートでした。

 

「スラムダンク」という漫画のタイトルからして、てっきり最後の決めはダンクかと思っていただけに意外な展開でした。桜木が最後ケガをしててダンクが困難な状況にあったのもありますが。

 

山王戦のラスト数十秒はセリフ無しの演出で進められ、最後に桜木がぼそっと「左手はそえるだけ」とつぶやいてシュート決めたシーンに鳥肌が立ちました。

 

 

 

流川楓の名言

湘北の誇るスーパールーキー。桜木が一方的にライバル視してますが、流川のほうも桜木のことを内心買っているような描写も。

 

基本的に無口で無愛想でクソ生意気(三井談)な流川ですが、読み返してみると意外と口数が多かったりするんですよね。そんな流川ですが、たまにポロっとつぶやくセリフは名言だらけだったりします。

 

 

何人たりとも俺の眠りを妨げる奴は許さん

流川の初期の名言。「趣味は寝ること」と公言する流川らしいセリフと言えます。流川のすごいところは、このセリフを(寝ぼけていたとはいえ)教師相手にも言っちゃうところ。僕もそんな強い男になりたい・・・

 

 

てめーじゃねぇんだ・・・マグレがあるか、どあほう!

「流川!マグレでもなんでもいいから入れろ!!」と叫ぶ桜木に対する、流川の返答。ダンクを決めた後に桜木から「マグレ」と言われて「どあほうめ、実力だ・・・」 とぶっ倒れながらつぶやく流川、超絶負けず嫌い(笑)

 

 

1つ教えておいてやるぜ・・・バスケットは算数じゃねぇ

 残り時間と点差から計算し、30秒に2点ずつ詰めていけば追いつけるとチームメイトに声をかける仙道に対する、流川の格好良い切り返し。言葉通りにその後流川はあっさり得点を決めて、仙道の計算を狂わせます。有言実行の男、流川!

 

 

踏んでた。線踏んでた。同点だから延長戦。

 全国大会前に行われた流川 vs. 三井の1on1。結果は三井の鮮やかな(ギャラリー曰く「ずるい」「汚い」)3Pシュートで三井が勝つわけですが、負けることが何よりも嫌いな流川は物言いを出して延長戦を要求します。

 

流川の負けず嫌いな性格を見事に表した名言。

 

 

今日もあれやりましょうよ。おれたちはってやつ

全国大会初戦の豊玉戦。赤木や宮城が冷静さを欠いたこともあり、劣勢に立たされる湘北。目を負傷しながらも不屈の闘志で出場を続ける流川が、他のメンバーに投げかけたセリフ。

 

群れたり馴れ合ったりするのを嫌うイメージのある流川がこれを言い出すのはちょっと意外でしたが、それだけ湘北バスケとそのメンバーに愛着を感じているということでしょうか。

 

 

そんなタマじゃねーよな

三井のブラフに引っ掛けられて「奴は(シュートを)打てねぇ!」と叫んだ松本に対し、流川が心の中でつぶやいたセリフ。流川の三井に対する信頼の厚さを感じて、好きなセリフです。

 

 

オレも行くよアメリカ。今日・・・ここでお前を倒して行く

 日本一の高校生になることが当面の目標である流川は、全国大会の舞台で「ホンモノ」のNo.1プレイヤー沢北と出会います。かつてない強敵の出現に喜びを隠せない流川。しかしその喜びの源は「より強い相手を倒せる」という飽くなき向上心。

 

高校No.1プレイヤーを倒し、アメリカに行く。それが流川を動かす原動力となっています。

 

 

赤木剛憲の名言

ゴリラダンク、ハエ叩きなど豪快なプレイスタイルを持つ湘北の大黒柱。

 

 

負けてない!牧にだってオレは負けてないぞ!!オレは間違っていなかった・・・

 1年生の頃からずっと思い描いていた海南戦。足を怪我(捻挫?)しても出場を強行し、牧と互角に渡り合いながらのこのセリフ。チームメイトに恵まれなかったこともあり、ずっと苦労をしてきた赤木ならではの重みのある独白です。

 

 

オレたちゃ別に仲良しじゃねえし、お前らには腹が立ってばかりだ。だが・・・(このチームは、最高だ・・・)

 キングコングの異名を持つ風貌とプレイスタイルながら、要所要所で涙もろいところを見せる赤木。原作最終戦の山王戦で、仲間達の頼もしさに心の中でつぶやくこのセリフ。赤木の3年間の苦労と、今の仲間達への揺ぎ無い信頼が込められています。

 

 

三井寿の名言

怪我と赤木への嫉妬が原因でドロップアウトして不良になるも、バスケ愛と安西先生への恩で立ち直った元スーパースター。

 

一度挫折を味わった後に復活すると言うストーリーが読者の共感を誘うのか、原作終盤の人気投票では1位に選ばれていました。

 

 

安西先生・・・バスケがしたいです・・・!

もはや説明不要かもしれませんが、三井の代名詞的な名言中の名言!

 

恥も外聞もプライドも捨てて、一度は自分が潰そうとしたバスケ部に復帰して、全国大会を目指す。ひとえに、バスケへの熱い情熱ゆえに・・・その思いを一言に凝縮した名言。

 

 

何故オレはあんな無駄な時間を・・・ 

 ブランクの影響でスタミナに不安のある三井。全国大会出場を決める陵南戦でオフェンス面ディフェンス面ともに大活躍した三井ですが、最後はスタミナ切れでベンチに下がり、無念のこのセリフ・・・

 

人生も30年40年生きていると、振り返って「無駄な時間過ごしたなぁ」と思い当たる節がいくつか浮かんできたりします。大人になってからこの三井のセリフを読むと、少年時代とはまた違った感慨がありますね。

 

 

おう、俺は三井・・・あきらめの悪い男・・・

「諦めたらそこで試合終了だよ」という恩師・安西先生から中学時代にかけられた言葉。三井にとって「諦める」というワードには特別の重みがあるのかもしれません。

 

「諦め関連」の名言では、他にも「オレは最後まで諦めない男、三井寿だ!」(海南戦)というセリフも良い!!

 

 

もう俺にはリングしか見えねぇ・・・

三井は、 3点シュート以外にもマーカーを抜いて中に切り込む突破力、クレバーなディフェンスなど何でもこなせる万能選手ではあるんですが、山王戦の最後はもう体力が残っていませんでした。最後に残された武器は3点シュート。やはり三井はロングシュートを打っている時が一番格好良い。

 

 

静かにしろい この音が・・・・・・オレを蘇らせる。何度でもよ!

山王戦の後半で体力の底がつきかけてバテバテだった三井。それでもなおゴールへの執念は失わず、敵味方が目を疑うほどの怒涛の連続3ポイントを決めていく・・・

 

このセリフを初めて読んだときは鳥肌モノでした。三井格好良すぎ&頼りになりすぎ!

 

 

宮城リョータの名言

湘北No.1のスピードを誇るポイントガード。時に熱く、時にクールな彼は名言も痺れるものが多い!

 

 

オレならいつでも止められると思ったかい?

地区予選最終の陵南戦。宮城、流川、桜木の3人が速攻をしかけ、仙道1人が止めにかかる。

 

仙道だけでなく読者も

「まあ順当に行くと流川にパスだろうけど、裏をかいて桜木にパスか?」

とか思ってたと思うんですが(僕はそう思ってました)、まさかの宮城が直接シュート。

 

「オレならいつでも止められると思ったかい?」とニヤっと笑って仙道に言い放つ宮城が最高にクールでした。

 

 

こんなでけぇのに阻まれてどーする。ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!

身長168cmと、作中に登場する選手の中では小柄な部類に入る宮城。そんな宮城が活路を見出したドリブルにおいて、自分よりもでかい奴らに負けるわけにはいかない!宮城の矜持あふれる名言。

 

 

木暮公延の名言

湘北バスケ部を陰で支える副キャプテン。 流川や桜木、三井の代わりとして出場することが多く、要所要所で良い働きをしています。赤木と並んでチームの精神的支柱。

 

 

2年間も待たせやがって・・・

本編で描かれる最後の試合である山王戦で、見事な連係プレーをみせた赤来と三井(赤木が松本にスクリーンをかけ、フリーになった三井が3点シュートを決めた)に対し、木暮が万感の想いを込めて独白するセリフ。山王戦は名言の宝庫です。

 

この場面の直前に、1年生当時反発ばかりしていた赤来と三井を木暮が思い出しているシーンがあり、胸が熱くなります。

 

 

頼む・・・

がんばれ、桜木

がんばれ、宮城、流川

がんばれ、三井

がんばれ、赤木

 最強山王工業との戦いのクライマックス。死力を尽くして戦うコート上の5人をベンチで必死に応援する木暮。

 

「がんばれ赤木!」という木暮の魂の叫びに呼応するように、赤木がそれまで大苦戦していた河田兄のシュートを止めることに成功! 中学から数えて6年間盟友だった木暮と赤木、その絆と信頼関係の強さに胸が熱くなりました。

 

 

安西光義の名言

かつては白髪鬼と怖れられていたものの、今では性格も体格もすっかり丸くなってしまった湘北バスケ部の監督・安西先生。元全日本選手で指導者としても随所で名手腕を見せてくれます。スラムダンクの名言と言えば、この人を抜いては語れません。

 

 

最後まで希望を捨てちゃいかん。諦めたらそこで試合終了だよ。

安西先生と言えばこの名言を語らずして何を語れというのか。定番中の定番で、スラムダンクをあまり知らない人でも聞いたことある人は多いかも。

 

中学時代の試合中に負けを覚悟していた三井を奮起させ、山王戦の桜木の心にカツを入れた至言。

 

安西先生が名将たるゆえんは、大胆な戦術・作戦などによるところも大きいですが、何よりその口から発せられる言葉の持つ重みがすごい。多くの選手達から尊敬され慕われているのも納得です。

 

 

まるで成長していない・・・

将来性に強い期待を抱いていた教え子の谷沢が渡米してもまったく実力が上がっていないことに対する、安西先生の後悔と失望が込められたセリフです。

 

 

諦める?諦めたらそこで試合終了ですよ?

山王の誇る伝家の宝刀・ゾーンプレスにより20点以上の差をつけられた湘北。安西先生は桜木を下げて木暮を起用するという采配を行い、これを「オヤジ(安西先生)は勝ちを諦めた」と捉えた桜木は不貞腐れモード。

 

しかしこれは、湘北奇跡の追い上げのための策を桜木に授けるための一時策。かつて三井を立ち直らせた名言「諦めたらそこで試合終了」を唱え、桜木を奮起させる安西先生。まさかここで桜木相手にこの名言が飛び出すとは、痺れました。一瞬だけ昔の「白髪鬼」が飛び出すシーンも見物。

 

 

仙道彰の名言

湘北のライバルチーム陵南のエース。技術や身体能力だけでなく、戦況やチーム状態によって冷静な判断のできるクールな男。

 

 

それでも仙道なら・・・仙道ならきっとなんとかしてくれる・・・!!

 このセリフは仙道の名言というより、 陵南メンバー全員の名言というべきですが、仙道からみの有名かつ鳥肌必至のフレーズなので要チェックです。

 

ただの得点王やエースという称号に収まらない、チームメートの仙道に対する絶対的な信頼感と期待がひしひしと伝わってきます。僕の大好きな場面の1つでもあります。

 

 

落ち着いていこう、まだあわてるような時間じゃない

仙道の代表的な名言ですね。チームがピンチに陥って周りが浮き足立っている状態でも、穏やかにチームメイトを諭し鼓舞する。キャプテン魚住に「本当は俺よりも仙道のほうが主将に向いているんだろうな」と言わしめるカリスマ性は伊達じゃありませんね。

 

 

最後にオレが勝つからだ。勝つから楽しーんだ

全国大会進出のかかった大事な一戦、流川との1on1を心から楽しむ仙道。重圧の中でも勝負を楽しめる余裕の源泉は、「最後にオレが勝つ」と信じているから。なかなかの自信家っぷりですが、相応の実力が備わっているのがニクイところです。

 

 

魚住純の名言

陵南高校バスケ部の主将。実力的にはライバルの赤木に一歩先を行かれているものの、人並みはずれたパワーと巨体でチームを牽引する大黒柱。

 

 

自分はただでかいだけって陰口たたかれてるのも知ってる

鳴り物入りで期待されて入部した1年生当時、陵南の厳しい練習についていけず、監督からは連日叱責され、先輩達からは陰口を叩かれ・・・

 

田岡先生の前でぼろぼろ泣いて本音を語りだす魚住。巨体に似合わない繊細な一面が描かれててぐっと来ました。魚住のこういう人間臭い一面がイイ!励ます田岡先生のセリフも良いし、この師弟関係大好きです。

 

 

そのデカい体はそのためにあるんだ!!

全国大会の湘北 vs. 山王工業戦を観戦しにきた魚住。ここぞの勝負どころで、河田と対峙する赤木に対し、自身が過去に田岡先生に指導されたことを回想しながら感極まって叫ぶシーン。

 

観戦中、河田を恐れてプレイする赤木にイライラしつつも包丁をもって板前姿でコートに乱入するなど、捨て身(?)の姿勢で赤木を激励するなどした魚住。「お前どんだけ赤木好きなんだよ!」と思わず突っ込んだ読者も多いかと。僕は突っ込みました(笑)

 

 

福田吉兆の名言

陵南バスケ部の点取り屋。ディフェンスは桜木にすら抜かれそうなほどに危ういですが、ゴールへの人一倍強い執着によって何が何でもねじ込む粘り強さを持つ選手。

 

 

もっとホメてくれ・・・

田岡監督は「福田は叱って伸ばす」と当初考えていましたが、実は真逆のタイプで、褒められることによって力を最大限に発揮する福田。

 

福田の性格がわかってからは田岡監督もあの手この手で巧妙に福田を乗せるのが上手くなりました。田岡-魚住の師弟関係も良いですが、田岡-福田の師弟関係も面白い!

 

 

オレのほうが一個上だから敬語を使えよ

スラムダンクの登場人物の中では珍しく(?)年齢による上下関係にこだわる福田は、桜木に対して敬語を要求します。しかしながら、傍若無人、怖いもの知らずの桜木にとってはまさに馬の耳に念仏なわけですけどね。

 

 

田岡茂一の名言

陵南高校バスケ部の監督。桜木からはジジィ呼ばわりされたりカンチョーされたりと散々な扱いを受けるが、魚住を長い目でじっくり育て、敗戦後の責任を一手に背負うなど器の大きさが窺がえます。

 

 

あいつも3年間がんばってきた男なんだ。侮ってはいけなかった・・・

湘北戦のクライマックス。大接戦を制するために勝負に出た田岡監督。その策は「赤木、流川にボールが渡ったら、ダブルチームで止める」というもの。

 

このとき既に三井はベンチに下がっており、湘北の得点源を考えれば妥当かもしれませんが、賭けの要素も大きい作戦。結果は「層の薄いベンチメンバー」と軽く見ていた木暮に3ポイントを決められてしまいます。

 

田岡監督の無念と木暮への賞賛が入り混じった、複雑な心境を表すセリフですね。

 

 

敗因はこの私。陵南の選手達は最高のプレイをした。

決勝リーグ最終戦、死力を尽くした戦いの果てに湘北高校に敗れて地区予選敗退決定。雑誌記者から敗戦原因を聞かれ、自身の責任を認めるとともに選手達へは惜しみない賞賛の言葉を投げかける田岡監督。

 

正直、僕としては田岡監督の采配には疑問符がつく点もありますが、敗戦の将としての潔さは見事の一言。きっと勝っていたら自分の采配の手柄は横において選手達に最大級の賛辞を送ったことでしょう。

 

 

 

牧紳一の名言

神奈川No.1ガードにしてNo.1プレイヤー。湘北一の速さを誇る宮城を抜き去り、湘北一のパワーを誇る赤木にパワー負けしない、恐ろしい選手。

 

 

海南のプレイヤーなら甘ったれたことを言うな

対湘北戦、赤木が怪我で戦線離脱し、湘北は一気にインサイドが弱くなります。その機を逃さずインサイド主体の攻めを支持する牧。

 

「そんな相手の弱みをつかなくても勝てますよ」と反論する清田に牧がびしっと言い放つ。「海南のプレイヤーなら甘ったれたことを言うな」。この姿勢こそが海南を王者たらしめ、牧をNo.1プレイヤーに押し上げる原動力なのかもしれません。

 

 

オレが敵のプレイヤーを尊敬するのは初めてだぜ

足の怪我を押して奮戦する赤木。

「負けてない。牧にだってオレは負けてないぞ。オレは間違ってはいなかった・・・!」

 

そんな赤木に牧がぽつりとつぶやく。

「オレが敵のプレイヤーを尊敬するのは初めてだぜ」

牧と赤木が互いを認め合うこの一連のシーン大好きです。

 

 

清田信長の名言

王者・海南大付属高校バスケ部の1年生部員。自称ナンバーワン・ルーキーで、とかくビッグマウスぶりが目立ちますが、202cmの魚住の上からダンクをかますなど口だけの男ではありません。

 

オレを抜けるのは一流のPGだけだぜ!そんな高いドリブルで抜けるか!!もらったっ!!

流川と1on1で対戦したときのセリフです。まあこのあと実際流川にあっさり抜かれるんですが。

 

1on1の最中にこんな長セリフ吐けるってある意味余裕あるなと思ったり(笑)。清田と桜木はとにかく試合中話まくりますね。そら、流川も「どいつもこいつもよくしゃべる」ってボヤきますわ。

 

 

王者・海南をなめんなあっ!!

 清田屈指の名シーン。海南 vs. 陵南戦で、一時15点差をつけられた海南。このままズルズルいくのかと思いきや、清田が意地とプライドのダンク!しかも自分より20センチ以上高い魚住の上から!

 

「すげー、清田のやつ、口だけじゃねぇ!」という観客の叫びはさもありなん。このシーンで同じことを感じた読者も多いことでしょう。

 

 

高頭力の名言

王者・海南大付属高校バスケ部の監督。一見、細かいことを気にしない豪快な性格と思いきや、負けはじめると途端に機嫌が悪くなって愛用の扇子を折っちゃうお茶目なおっさん。しかしながら、確かな洞察力と戦略眼を持った名将でもあります。

 

 

あいつは内に秘めた闘志と・・・きれいなシュートフォームを持っていた

海南(うち)に天才はいない。だが海南(うち)が最強だ。

 

高頭監督のセリフで僕が大好きなのが、 3ポイントシューターとして大成した神に言及しつつ、一流選手は練習によって生まれるという高頭監督の信念を現しています。

 

17年連続地区予選優勝の海南。しかし決して才能に恵まれた天才集団というわけではない。それでも海南(うち)が最強だ、と。うーむ、格好良い。 

 

 

藤真健司の名言

スラムダンク屈指のイケメンキャラ・藤真健司。実力にもルックスにも恵まれているのに、いまいち出番に恵まれていない印象。地区予選決勝リーグでは主に解説役として活躍。 

 

ち・・・お前ら・・・俺のいないとこでNo.1争いをするなよな

「海南の勝つところも負けるところも見たくない」と言っておきながら、海南 vs. 陵南の試合はちゃっかり観戦していた藤真。牧と仙道のNo.1争いを客席で眺めているしかできない悔しさを滲ませたセリフですが、仮に藤真が決勝リーグにいたとしても、牧と仙道に割って入っていけたか、というとちょっと微妙な気がするんですよね・・・スピードと技術はあっても、やはり体格面でのハンディは大きい気がします。

 

 

 

南烈の名言

大阪の強豪・豊玉のエース。エースキラーの異名を持つ。

 

 

 

勝ったほうが100倍楽しいもんな

 

恩師・北野の無念を晴らすため、「ラン&ガン」で勝つことにこだわっていた南。大好きだったはずのバスケをいつしか楽しめなくなっていたわけですが、湘北戦の終盤で再開した北野から「今教えている子ども達は楽しそうにやっとるわ」と言われ、バスケそのものを楽しむことを思い出します。

 

バスケそのものを楽しみ、そして勝つことによってさらに楽しくなる。南が原点に立ち返った瞬間です。

 

 

河田雅史の名言

高校バスケ日本一の山王工業のセンター。パワー、スピード、技術、メンタル、どれを取っても非の打ち所のないスーパーセンター。

 

 

あれ・・・まだいる・・・

湘北戦終盤で河田は桜木とマッチアップしますが、フェイクで見事引っ掛けたはずの桜木がまだ空中に留まっていることにびっくりするセリフです。桜木の才能の片鱗を垣間見、一瞬呆然としている河田が印象深いです。

 

 

無理はいかんぞ赤坊主・・・お前には将来(さき)がある

桜木が背中を痛めていることにいち早く気づいた河田。山王としては怪我して動きの鈍った桜木が出続けてくれたほうがありがたいかもしれませんが、河田は桜木の将来を心配して忠告します。 

 

桜木の才能や将来性を高く評価している人物は何人かいますが、その中でも河田は特に桜木のことを気に入っている気がしますね。

 

 

沢北栄治の名言

高校No.1プレイヤー。

 

 

1ON1じゃオレには勝てねえよ

いままでどんな名選手が相手でも、互角かそれ以上に渡り合ってきた湘北のエース・流川。そんな流川を完膚なきまでに叩きのめした沢北。自身の実力に対する絶対的な自信を込めたこのセリフに戦慄を覚えた読者も多いんじゃ無いでしょうか?

 

  

まとめ

以上、 「スラムダンク」登場する人物たちの熱すぎる名言をまとめてみました。スラムダンクって約6年に渡る長期連載なので登場人物の数もかなり多いんですが、1人1人それぞれキャラが立ってて印象深いセリフを残してくれてますね・・・

 

改めて、井上雄彦先生の才能に感服です。

 

 

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