IT業界で働くプログラマやSEの間でまことしやかに囁かれている「35歳定年説」ですが、本当に35歳を超えたプログラマやSEは通用しなくなるのでしょうか?
いくつかの質問に答えるだけで無料で自分の市場価値を診断することのできるMIIDAS(ミイダス) で、30代後半SEの僕の市場価値を調べてみました。
経歴やスペック
前提条件として、今回診断を受けた僕のスペックをざっくり書きます。
- ITエンジニア歴約15年、年齢30代後半
- 主に組み込み系開発を経験、オープン系の経験も少し
- 良く使う言語はC言語やC#など
- マネージメント経験少なめ、少人数のチームをまとめた経験があるだけ
- 保有資格:応用情報技術者、情報セキュリティマネジメント、ファイナンシャルプランニング技能士3級、など
どこにでもいる平凡な・・・もとい、平均以下の技術者です。
生年月日、職歴、保有資格などを入力
質問に答える形で、
- 生年月日
- 職歴
- 英語力
- Excelスキル
- 職種
- 保有資格
などを入力していきます。
こんな感じで、次々に入力していきます。
職種を入力する欄では、職種に応じて質問が細分化されていきます。例えば、僕は組み込み系エンジニアなので、
技術(電気・機械・組み込み)
⇒ 組み込み開発
⇒ 組み込み開発(ファームウェア)
といった具合です。
質問は20個程度で、特に悩むような箇所も無いため、10分程度あれば入力できると思います。
市場価値の診断結果
さて、すべての質問に答えたら、いよいよ診断結果発表です。
30代後半システムエンジニア(組み込み系)の市場価値は、こんな感じ!!
なんと、678万円!!
今回入力したプロフィールならば143社から面接オファーをもらえて、年収の参考値は678万円、とのこと。
35歳定年説どころか、むしろこれ高給取りなんじゃないかってくらいの市場価値です。・・・ほんまかいなw
ただ、オファーの内訳を見ると「ああ、なるほど・・・」って感じです。
オファー年収の中央値(ボリュームゾーン)は概ね年収450~550万円くらいと言ったところ。これならだいぶ現実的な数字ですw
どうやら「678万円」という数字は、ちらほら見える年収1000万円超のオファーが平均値をあげてしまっている結果のようですね。
この後MIIDAS(ミイダス) に登録すれば、実際のオファー内容を確認できます。
所感
市場価値の平均値は678万円というインパクトのある数字が出ましたが、実際のところは僕の市場価値は年収500万円程度。可も無く不可も無く、現実的です。
ただ、
「30代後半になっても市場価値はそこそこ残っている」
ということがわかったので、「35歳定年説」は現代ではあまり通用しない考え方かもしれませんね。
というか、そもそもIT業界はここ最近慢性的な人手不足なわけで(Web業界、組み込み系業界などは特に)、年齢だけで門前払いするような余裕が無いのが正直なところじゃないでしょうか。
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