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大人が読んでも面白いおすすめ絵本作家を4人紹介!

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子ども用に作られた絵本でも、絵が凄く綿密に描きこまれていたり、話の発想力や構成が素晴らしかったり、大人が読んでも面白い絵本ってたくさんありますよね。

 

今回の記事では、「大人が読んでも面白い」と感じる絵本を描いているおすすめの絵本作家さんを4人紹介します。

 

エリック・カール

独特の色彩感覚と技法を持つ海外絵本作家のエリック・カール。ひと目見ただけで「あ、エリックカールの絵だ」とわかるほど良い意味で癖のある絵を描く作家さんです。

 

エリック・カールの作品というと、「はらぺこあおむし」「月ようびはなにたべる」「できるかな」あたりが特に有名ですが、僕のイチオシは「パパ、お月さまとって!」です。

 

お月さまと遊びたがっている娘のために、高い高い山によじ登って、長い長いはしごをかけて、お月さまを取りにいくお父さん(どんだけ親バカなのか)。

 

満月のままだと大きすぎて取れなかったので、三日月になるまで待ってから取ってきて、娘と遊んでいるうちに新月になってお月さまは消えてしまい、また夜空に輝きだす・・・

 

シュール過ぎる話の展開が面白いです。

 

 

島田ゆか

「バムとケロ」シリーズで有名な作家さんです。日本の作家さんなのにどこか外国チックな雰囲気を感じる絵が気に入っています。

 

森の小屋で秘密基地を作ったり、寒い朝の日に新しい友達ができたり・・・そんなささやかな日常を描いていると思いきや、飛行機に乗って大冒険する話もあったりと、バムとケロの毎日はバラエティに富んでいて飽きません。

 

 

僕が一番好きなのは、のんびりとした雰囲気が伝わってくる「さむいあさ」です。

 

新しい友達のカイちゃん(アヒルの子)が加わってケロちゃんがやりたい放題です。バムはケロちゃんの保護者のような位置づけですが、バムの面倒見の良さと心の広さには感服します。僕だったら絶対怒ってる・・・(笑)

 

 

工藤ノリコ

絵本「ノラネコぐんだん」シリーズの作者です。

 

アイスクリーム工場のアイスを全て食べつくしたり、回転寿司の外に勝手にコースを作ってお寿司を根こそぎ奪おうとしたり、大それた悪戯ばかりするノラネコたちですが、どこか憎めません。最後はほぼ必ず自滅するし(笑)

 

「ノラネコぐんだん」シリーズは最近うちの親子全員でハマり中です。LINEスタンプも買っちゃいました。

 

一番のお気に入りは「ノラネコぐんだん おすしやさん」です。お寿司の奪い方がダイナミックすぎて笑えます。

 

 

鈴木のりたけ

「しごとば」シリーズ、「ゆうぐ」シリーズ、「ぼくの○○」シリーズ、他多数の絵本を描いている人気作家さんです。細部まで描き込まれた綿密な絵や奇想天外な発想が楽しいです。

 

僕が一番好きなシリーズは、日常にある物をどんどん想像を膨らませていって最終的に大冒険的展開になる「ぼくの○○」シリーズです。「ぼくのおふろ」は特に面白くて好きです。

 

「こんなおふろあったら楽しいのにな」という発想を出発点に、ありとあらゆるタイプのお風呂が登場して、最終的にはお風呂で宇宙にまで行ってしまいます(笑)。

 

よくもまあこれだけたくさんのお風呂を思いつくものだなと、作者の鈴木のりたけさんには感心するやら飽きれるやら。やっぱこれくらい想像力がたくましくないと絵本作家は務まらないってことですかね。