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夫婦喧嘩系コミックエッセイを読まなくなった3つの理由

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独身生活、育児、趣味活動など、筆者の体験談を面白おかしく時には赤裸々に描くコミックエッセイは読みだすと止まらない魅力があります。

 

コミックエッセイの中でも根強い人気を誇るジャンルの1つに「夫婦喧嘩系コミックエッセイ」*1があり、かつては僕もよく読んでましたが、最近ちょっとしんどくなって徐々に読まなくなってきました。

 

夫婦喧嘩系のコミックエッセイは何故しんどいのか?今回の記事ではそのあたりの理由をつらつらと書いてみます。

 

 

相手の言い分がわからない

夫婦喧嘩に限らず、争いってのは大抵双方に何かしらの言い分があるもんです。両者の言い分を聞いたうえで、

「うんなるほど、これは夫(妻)が悪いな」

となるならいいですけど、コミックエッセイはその性質上どちらか片方の言い分しか書かれていないことが多いです。

 

あるいは筆者の側から見た相手の言い分が書いてあるケースもありますが、その場合は筆者のフィルタを通した言い分になっているので、公平さに欠ける可能性があります。人間誰しも多かれ少なかれ自分が可愛いものですから、致し方ないところです。

 

どちらか一方の視点のみでの言い分だけを聞かされてあれこれ感想を抱くのはアンフェアな気がします。

 

 

「物は言いよう」なので、当事者じゃないと白黒がわかりにくい

そもそも、夫と妻、どちらに非があるかなんて、当事者じゃないとなかなかわかるもんじゃないですよね。もしくは、双方から念入りに事情を聴取した第三者。

 

明かな暴言とかなら別ですが、意見を相手に伝えるにしても、

  • 言い方(声のトーンなど含む)
  • 表情

によって全然変わってきますよね。まさに「物は言いよう」。

 

なので、その場に居合わせていない人が表面的なやりとりだけコミックエッセイを通して知っても、事の是非や白黒はなかなかわからないもんです。

 

被害者に見えていた筆者も、自覚が無いだけで相当辛らつな言い方を相手にぶつけている可能性だってあります。

 

上の章と被りますが、結局筆者のフィルタを通した話しか読者は知ることができないので、筆者がどんな言い方をしていたか、相手がどんな言い方をしていたか、コミックエッセイ読んだだけでは判断しようがなく、モヤモヤだけが残ることになって精神衛生上よくありません。

 

 

読んでて疲れる

夫婦喧嘩系コミックエッセイ読まなくなった最大の理由がこれ。「疲れるから」です。

 

第三者には正確なところが判断しようがない揉め事の断片だけ読まされて、モヤモヤしたりイライラしたりするのってすごく疲れるんですよね。僕は本読んでると感情移入しやすいほうなのでなおさらです。

 

貴重な時間を割いてまでそんな思いをするくらいなら、面白系、ほっこり系、癒し系コミックエッセイ読んでたほうがはるかに有意義ってもんです。

 

そんな僕のおすすめコミックエッセイをいくつか挙げながら、今回の記事を締めさせていただきます。 

 

 

 

 

*1:夫婦喧嘩、夫婦間の愚痴、不倫、離婚などを総称して 僕が勝手に命名しました