スマホのブルーライト*1が目に及ぼす悪影響について、最近はだいぶ知られるようになってきました。
最近のスマホではブルーライトカット機能(シャープ製スマホではリラックスビュという名前の機能です)があることが多いですし、ブルーライトを軽減するフィルターも売られているので、既にいろいろ対策を取っている人も多いんじゃないでしょうか。
だがしかし、スマホで対策するだけではまだまだ不十分です。仕事や趣味でパソコンを使う時間の多い人は、パソコンの画面から発せられるブルーライトも軽減したほうがいいです。
約20年前と比較し、省エネ化でLEDが普及したことにより日常生活におけるブルーライトの暴露量が増えています。ブルーライトの放出量は各デバイスによっても異なり、パソコンのみならず、現代人の必須アイテムとなりつつあるスマートフォンから発せられるブルーライトにも注意が必要です。
ブルーライトの放出量はデバイスによって異なりますが、上記サイトによると「スマホ」→「ゲーム」→「パソコン」→「テレビ」の順で多いそうです。パソコンはあまり多いほうではないですが、それでも仕事などで1日中パソコンを使うような人は注意したほうがいいですね。
ヒトの目の網膜には、光の色を感知する「錐体」と、暗い所でも明暗を感知する「桿体」という2つの視細胞が存在します。近年、この2種類の他にも「第3の視細胞」が発見され、サーカディアンリズムをコントロールする役割を果たしていることがわかってきました。
この「第3の光受容体」は、460nmという強いエネルギーを持つ光のみに反応します。つまり、ブルーライトこそ、体内リズムを整え、健康を維持する上で重要な役割を果たしている光だったのです。
ブルーライトの影響は目だけに留まらず、睡眠障害や肥満の原因にもなるそうです。一番良いのはパソコンやスマホを一切使わないことですが、現代社会だとなかなかそうも言ってられませんよね。可能な限りブルーライト軽減対策を取り、安全にデジタルデバイスを使いたいものです。
本記事では、パソコン作業でブルーライトを軽減する3つの方法を紹介します。
ソフトをインストールしてブルーライト軽減
一番お手軽なのはブルーライト軽減用のソフトを導入することです。
ソースネクストから販売されている「超ブルーライト削減」は、
- Windowsパソコン
- Macパソコン
- Androidスマホ
- iOS(iPhone、iPad)
どの環境で使用することができます。
10台まで使用可能なので、家族のものも含めて手持ちの端末ほとんどに利用することができるのでお得です。
画面にフィルターを装着してブルーライト軽減
ソフトをインストール する以外にもパソコンでブルーライトを軽減する方法はあります。スマホと同じように、ブルーライト軽減用のフィルタを装着することです。
各種画面サイズ毎にフィルターが販売されているので、自分のパソコンに合ったフィルターを選びましょう。値段は大体1000円~3000円程度です。
会社ではブルーライトカット眼鏡を活用!
自宅のパソコンならともかく、会社のパソコンに勝手にソフトをインストールしたりフィルタを装着したりできない、というケースも多いですよね。特にソフトのインストールに関しては最近セキュリティの関係でどんどん厳しくなってます。
そんな場合は、ブルーライトカット用の眼鏡を買うという方法があります。
僕も会社ではブルーライトカット眼鏡をつけて仕事をしています。これに慣れ過ぎてたまにめがね忘れた日はディスプレイが眩しすぎて仕事に集中できないほどです(笑)
まとめ
ソフト、フィルター、めがねと3つのブルーライト軽減方法を紹介しましたが、どれも一長一短なので、用途に応じて使いやすいのを選びましょう。
*1:可視光線の中でも波長が短くエネルギーの強い青色光のこと