私の戦闘力は53万マイクロです

農夫のおっちゃんの10分の1程度の戦闘力で適当に生きる、意識低い系サラリーマンのブログ

平成最後の日に人生初の胃カメラを体験しました

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世間が去り行く平成を惜しみつつ令和を迎えようとしている本日、人生初の胃カメラを体験してきました。

 

「胃カメラ怖そうだし、できればやりたくない。5年後10年後、僕が何かの理由で胃カメラやらないといけないときまでに、医療技術の進歩でもっと楽な検査方法できないかなぁ・・・」

と、ずっと思ってました。

だって嫌じゃないですか、喉にカメラ突っ込まれるなんて。風邪の検査とかで喉の奥見られるだけでオェってする僕が、耐えられる自信がない・・・

 

しかしながら、その「胃カメラをやる理由」はある日突然やってきました。 

 

きっかけは健康診断の結果で「萎縮性胃炎の疑い」と出たこと

先月受診した会社の健康診断の結果が先日届きまして、

「萎縮性胃炎の疑い」

と書いてあったんですよ・・・

 

萎縮性胃炎とは

萎縮性胃炎は、長年にわたって胃の粘膜に
炎症が起こること(慢性胃炎)で、胃液や胃
酸などを分泌する組織が縮小し、胃の粘膜が
萎縮した状態です。

 

萎縮性胃炎を長い間放置すると胃潰瘍や胃癌のリスクが高まるため、早めに対処したい病気です。

 

胃カメラの恐怖に怯えつつも重い腰を上げて、近くの総合病院に二次検査に赴きました。

 

 

ピロリ菌検査と胃内視鏡検査

萎縮性胃炎の原因のほとんどがピロリ菌と呼ばれる細菌によるものだそうです。

 

ピロリ菌とは

ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ、Helicobacter pylori)は4マイクロメートルと小さいバクテリアです。

胃の中は胃酸で満たされています。胃酸は金属も溶かすほどの強酸性であるため、ふつうの細菌は胃酸のため胃の中では生きられません。ピロリ菌は自身の出すウレアーゼで周囲の胃酸を中和して安全地帯を作るため生きていくことができます。

 

胃酸の影響でほとんどの細菌が住めない胃内において、自ら胃酸を中和して住み着くピロリ菌。なかなかやっかいな存在です。

 

ピロリ菌に感染している人のすべてが胃癌になるわけではありませんが、胃癌になった人の多くがピロリ菌による萎縮性胃炎が原因となっているとのこと。

 

  1. ピロリ菌感染
  2. 長年ピロリ菌が胃粘膜を荒らして萎縮性胃炎になる
  3. 萎縮性胃炎が進展して胃癌になる

 

というルートを潰すためにも、萎縮性胃炎が疑われる場合にはまずはピロリ菌の検査を実施し、感染していれば速やかに除菌する必要があります。

 

実は、以前血液検査でピロリ菌陰性と診断されたことがあるのですが、稀に血液検査陰性でもピロリ菌に感染していることがあるようです。

 

そこで今回はより精度の高い「尿素呼気検査」という方法でピロリ菌を検査し、その後、胃内視鏡で胃内の様子を検査することになりました。

 

胃カメラは口から入れる方法と鼻から入れる方法があって、一般的に鼻から入れたほうが楽と言われていますが、

  • 口からのカメラのほうが画像が鮮明で細かいところを見落としにくい
  • もし生検することになった場合どうせ後から口から入れる必要が出てくるので、二度手間を防ぎたい

という理由で口からの胃カメラを所望しました。 

 

 

胃カメラをやった感想は「まあ、こんなものか」

尿器呼気によるピロリ菌検査のほうは特に問題なく終わりました(案の定、「陽性」でした)。

 

問題は胃カメラのほうです。

 

胃カメラ経験のある友人何人かに事前に聞いたところ、

「精神安定剤(眠くなる薬)を注射してもらうと楽だよ」

とのことだったので、チキン・ハートに定評のある僕としては迷うことなく精神安定剤の注射をお医者さんに要請しました。

 

で、こんな感じの手順で、いざ胃カメラ検査実施!

  1. 胃の中を綺麗にする薬液を飲む(クソ不味い)
  2. 氷のようなものを喉の奥で舐める(喉の麻酔)
  3. 精神安定剤を注射
  4. 胃カメラ検査開始

 

問題はですね。3で注射してもらった「精神安定剤」がなんか僕ほとんど効かなかったんですよ・・・

 

事前に、

「効き目は個人差あって、ぐっすり眠っちゃう人もいればほとんど効かない人もいる」

と説明は受けていましたが、効かないほうの人間だったようです。

 

そういう体質なのか、胃カメラを恐れて興奮状態にあったからなのか。

 

ただまあ、麻酔のほうはよく効いてたし、先生の腕も良かったのか、実際の胃カメラは

「ちょっときついけど我慢できないほどではない」

という程度。カメラが喉を通過するときに少しオェっと来ましたが、検査時間はほんの数分でしたし、なんとか乗り切ることが出来ました。

 

 

萎縮性胃炎の検査とピロリ菌検査はやったほうがいい

胃の中はピロリ菌の影響で慢性胃炎の状態でした。胃内だけではなく、十二指腸のほうまで少し炎症が広がっていました。

 

まずは明日から1週間薬を飲み続けてピロリ菌を除菌し*1、5週間後くらいにもう一度尿素呼気検査を受けて除菌できたかを確認する予定です。ピロリ菌を除菌できれば炎症は徐々に治まっていくとのこと。

 

今回は健康診断で自分でオプションでつけた「ペプシノーゲン検査」(血液検査で胃の萎縮性を調べる)で早めに萎縮性胃炎に気づけて治療に結び付けることができて良かったです。

 

胃の検査というと健康診断とかではバリウム検査が多いですが、バリウム検査自体が患者への負担が大きいし、バリウム検査では早期の病変に気づきにくいこともあるらしいです。

 

バリウム検査をやるより、

  • 胃萎縮性検査(ペプシノゲン検査)とピロリ菌感染検査
  • 上記どちらかの検査結果が陽性なら胃内視鏡検査

とやったほうがいいかもしれませんね。確かに胃カメラは楽ではありませんが(個人差あります)、僕的にはバリウム検査よりはまだマシな感じでした(バリウムもきついですからねぇ、白い液体飲んだ後にゲップ我慢しながら体グルグル回らされて・・・)。

 

ピロリ菌を除去できれば将来の胃癌リスクをかなり減らすことができるので、まだ調べたことない人は一度検査しておくことをおすすめします。ピロリ菌の検査は血液検査でもできますが、偽陰性になる場合もある(僕の場合がそうでした)ので、時間があるなら尿素呼気検査で調べることをおすすめします。検査時間30分くらいです。

 

 

*1:飲み忘れたりすると抗生剤の耐性菌が発生したりするので要注意です