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新感覚図書館マンガ「バーナード嬢曰く。」が予想を上回る面白さだった

表紙が気になって「バーナード嬢曰く。」という漫画を衝動買いしてみたところ、予想を良い意味で裏切ってくれる面白さでした。今年読んだ漫画の中ではベスト4に食い込む勢い。

少々のネタバレを含みつつ、観想を書いてみます。 

バーナード嬢の読書スタイル

1巻の表紙でヒロインっぽいキャラが何やら力説しています。

「一度も読んでないけど私の中ではすでに読破したっぽい雰囲気になっている!!」

うむ、よくわからんw

自称・バーナード嬢こと「町田さわ子」は読書が好き、というより、読書家であるように振舞うのが好き、という少々面倒くさい女子。

 

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「バーナード嬢」1巻より

 

活字を読むのが苦手なのか、読書速度は遅めで読みきった本の数も少なめ。そんな彼女の最初の愛読書は「使ってみたい世界の名言集」。

名著・名作家たちが過去に残してきた名言を覚えることで、未読の本でも読んだ気になることが出来る、というバーナード嬢の読書スタイルを端的に表しているのが、「一度も読んでないけど私の中ではすでに読破したっぽい雰囲気になっている!!」
というわけです。

 

このバーナード嬢の邪道過ぎる読書スタイルですが、このスタイルがとある名言に対するアンサー名言になっているところが深い(?)

 

読書は他人にものを考えてもらうことである。
本を読む我々は、他人の考えた過程を反復的に辿るに過ぎない。

ショウペンハウエル『読書について』

 

バーナード嬢のアンサー名言
名言集を読むのは他人に読書をしてもらうことである。
名言集を読む我々は名言を選んだ人の読書歴をダイジェスト的に追体験して
読書家になった気分を味わっているに過ぎない

 

「読書家ぶる」ことに定評のあるバーナード嬢

まあようするにバーナード嬢こと「町田さわ子」はどこにでもいそうな「形から入るタイプの知ったかぶりキャラ」なんですが、どんな道でも極めれば一人前と言いますか、その徹底振りはかなりのものです。

 

「むしろ本を読まないほうがあれこれ想像できて楽しい。(本を読んでしまって)読む前のワクワク感を失った人に対しては優越感さえ覚える」

「『舟を編む』はタイトルと装丁から難しい純文学だと思ったのに、超読みやすいエンタメ作品だった。この本読破したところで自慢できないよ!」

 

バーナード嬢の読書スタイルから生み出される迷言の数々がしばらく心から離れそうにありません。2巻3巻と続けて買っていこうと思います。

 

 

後になって知ったんですが、アニメ化もしてたんですね。こっちも気になる・・・


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