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私の戦闘力は53万マイクロです

農夫のおっちゃんの10分の1程度の戦闘力で適当に生きる、意識低い系サラリーマンのブログ

有給休暇の未消化は「タダ働き」と同じ

仕事・働き方・社畜

日本人の有給休暇取得率が低い、というのはしばしば耳にする話です。2015年度版のデータだと、取得率は47.6%のようです。

worklifefun.net

 

せっかくの有給休暇を半分も使っていない、ということですね。何故こんなにも取得率が悪いのか。理由はいろいろあると思いますが、僕は労使双方の意識の問題が大きいと考えています。

 

有給休暇を使わせてもらっている?

僕の知り合いに、有給休暇をほとんど取らない人がいます。せいぜい1年に2~3日程度。しかもそれも自分や家族の体調不良といった、本当にやむをえない理由によるもの。

何故有給休暇を取得しないのか、その人に尋ねたことがありますが、答えはこうでした。

「仕事が忙しいのに有給休暇を使わせてもらうと会社に迷惑がかかる。それに、休んでいるのにお金だけもらうなんて申し訳ない

 

とても誠実で一生懸命な人、ということはわかりますが、ここまで会社に対して下手に出る必要ってあるんでしょうか?そもそも、有給休暇を「使わせてもらう」と表現するあたりに、日本社会の労働者意識が垣間見えます。

 

有給休暇を使わせてあげてる?

お次は経営者側の例。

会社を経営している知り合いと「日本人は有給休暇取得率が低い」というニュースについて雑談したことがあるのですが、その経営者は胸を張りながらこう言っていました。

「世間の経営者はそのへんの意識低いよな。うちはちゃんと従業員に有給休暇を使わせてあげてるよ。

 

もちろん有給休暇を使いづらい職場よりも使いやすい職場のほうが快適であることは言うまでもありません。この方も、経営者としての責務をきちんと果たしていて素晴らしいとは思います。

でも、やはり少し引っかかってしまいます。「使わせてあげてる」という表現に。

1人の例だけを出して全体を語るのは愚かだとは思いますが、経営者側の労働者に対する意識の片鱗が見えた気がしてなりません。

 

有給休暇は全消化して、ようやく元が取れる

もちろん有給休暇は「使わせてもらう」ものでも「使わせてあげる」ものでもなく、労働者に認められた当然の権利のひとつです。

そもそも労働者の給料は有給休暇を使うことを前提で決められているのですから、すべて使い切ってようやく「元を取った」状態なのです。

1日でも未消化のまま終わってしまうのは、それはタダ働き以外の何物でもありません。僕自身も含め、世の中の大半の人がお金のために働いていることと思います。であれば、有給休暇を使い切ることをデフォルトの状態としたいものです。会社に申し訳なさを感じる必要など全く無いのです。

経営者側も、もし有給休暇未消化で終わってしまう従業員がいたら、「タダ働きをさせてしまった」と海よりも深く恥じてください。そして再発防止に努めてください。

 

 

労使双方が意識改革を行い、有給休暇取得率100%を実現する社会にしたいものですね。

 

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