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「資金100万円貯まったら投資に挑戦する」をおすすめしない理由

アベノミクスによる株高や株主優待ブームなどもあり、ついにと言いますかようやくと言いますか、日本でもだいぶ「投資」が身近なものとなってきた気がします。

いわゆる投資初心者の方でありがちなのが、まずは100万円なら100万円まとまった資金を作って(貯めて)、それから投資に挑戦する、というスタイルです。

僕は個人的にはこの方法はあまりおすすめしません。これをやるくらいなら、月々2万円ずつ積立投資を行うなどしながら、「投資しながら100万円作る」という道をおすすめします。

何故「まとまった資金を貯めてから投資」をおすすめしないのか、理由を2つ挙げます。

 

1.機会損失になる

例えば、投資用の資金を貯めるのに、月々2万円ずつ貯金したとします。4年間で96万円貯めることができます。

もしこれを、月々2万円ずつの「貯金」ではなく「投資」にしたらどうなるでしょう?仮に年間利回り3%で複利運用できたとすると、102.03万円になり、貯金に比べて同じ期間で6万円以上も多く資金を作ることが出来ます。

 

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積立と複利計算 ~ 投資信託のガイド|ファンドの海

 

もちろん投資にはリスクがあります。安定して3%の利回りを4年間継続できるという保証はありませんが、株式や債券などの伝統的な資産に適切に分散すれば、年間3%程度であればそれほど無茶な話でもありません。

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2.経験値が貯まらない

コツコツと4年間貯金して100万円貯めたとします。その資金でいざ株式に投資を行ってみたはいいものの、運悪く世界経済の不調に巻き込まれてしまい、評価額10%ダウン。株式は変動の大きな資産ですので、仮に適切に分散したとしても短期的に10%20%程度動くのは良くあることです。

100万円の10%と言えば、10万円。虎の子の100万円がいきなり90万円になってしまったとき、投資経験値ゼロの方が果たして心穏やかでいられるでしょうか?

「株なんて上がったり下がったりすることくらい織り込み済み。そのくらいあらかじめ調べて知ってるよ。問題ない。」

と平然としていられる心の強い人はそんなに多くないかと思います。 たとえ理屈では分かっていても、自分の資産が目に見えて減るという状況はツライものがあります。

 

では、100万円を積立「貯金」ではなく、積立「投資」で貯めた人はどうでしょうか?同じく4年間の積立の間、何度も資産が上がったり下がったりする光景を目の当たりにしていることでしょう。まだ資金が5万円程度のときには、たとえ資産が10%下がったとしても5千円です。そりゃ良い気持ちはしないでしょうが、このくらいなら耐えられるのでは無いでしょうか?

 

積立投資によって100万貯めた人は、その途上で資金だけではなく、「投資経験値」も貯まっています。株式や債券といったリスク性資産は上がったり下がったりするものだということを、肌感覚で体験しているのです。

同じ「4年後資金100万円」という状態でも、この経験の差というものは思いのほか大きいものです。いきなり大きな資金を一気に投資に注ぎ込むよりも、少しずつ経験を積みながら投資の世界を知っていくことを、僕はおすすめします。

 

 

いわずもがなですが、投資は自己責任でお願いします。