こんにちは、意識低い系サラリーマンのKENです。
ブログからの収益を主な収入源とする「プロブロガー」と呼ばれる人たちがいます。その中でも、イケダハヤト氏は知名度で1,2位を争うと思われますが、有名人の宿命か、何かとネット上で叩かれやすい人でもあります。
今回はそんなプロブロガー・イケダハヤト氏が叩かれやすい理由を考えてみました。
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ファンも多いがアンチも多い
イケダハヤト氏といえば、アフィリエイト、GoogleAdsense、書籍の印税、有料サロンなどなど複数の収入源を確保しているやり手のプロブロガーです。知名度も高く、熱心なファンが多いと同時にこれまた熱心なアンチも多く、度々炎上していたりします。
まあ、有名な人って多かれ少なかれそういうところありますが、イケダハヤト氏は特にそういう傾向が強いように思えます。炎上についていえばわざとやっている節も。
なぜイケダハヤト氏は叩かれやすいのか?その理由は単一ではなく複数の要因が絡み合っている気もしますが、僕が一番強く感じている理由を挙げてみます。
他人を記号化して都合の良いところだけつまみ食いするから
これだと思うんです。たとえば、イケダハヤト氏は度々サラリーマンを挑発する記事を書きます。
ただ、その挑発の矛先はイケダハヤト氏が「サラリーマンとはこういうものだろう?」とデフォルメした・・・もっと言えばイケダハヤト氏の主張に都合が良いようにイメージした記号としての「サラリーマン」です。そして「やっぱサラリーマンはつまんないよねぇ」と展開します。
しかし、世の中に「サラリーマン」と言う名の生き物はいません。勤めている企業の規模、役職、業種、職種、勤務地・・・その他もろもろ、条件は千差万別。また、独身、家庭持ち、要介護の親がいる、惰性で働いているサラリーマン、会社の仕事に生きがいを感じているサラリーマン、などなど、個人の抱えているものや背景も様々です。2人として同じサラリーマンはいないでしょう。
それを強引にカテゴライズして、「これだからサラリーマンは~」とステレオタイプなイメージで語られては、当然そのカテゴリーに属する人としては、面白く無いでしょう。ましてや、日本で一番数の多い職業形態は「サラリーマン」です。なるべくして叩かれている、と言えます。まあ、冒頭でも述べましたが、本人は狙ってやってそうな感じですが。
最近は住宅の35年ローンネタでも叩かれていましたが、これも根は同じですね。家を買う理由、35年ローンを組む理由は人によっていろいろあるし、中にはとても重い理由を背負っている人もいるでしょう。そう軽々しく他人の「一生に一度の高い買い物」をバカにしては、そりゃ叩かれるのも無理の無いこと。
ここまで書きましたが、僕自身はイケダハヤト氏を別に嫌ってはいません。僕のような意識低い系サラリーマンにとって、イケダハヤト氏の行動力や発想力は純粋にすごいな、とも思えます。ただ(真似できるかどうかは別として)真似したいな、とまでは思えませんが・・・
今回はこのあたりで。