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複数の収入源を確保して会社への依存度を減らすことが脱社畜への第一歩!

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会社に一生忠義を尽くす終身雇用の崩壊を受け、複数の収入源を持つことにスポットライトが当たるようになってきました。 

 

今回は、僕が複数の収入源を持とうと決意した理由を、体験談という名の自分語りで記事にしてみました。

 

仕事にかまけて妻を泣かせてしまった

いまから数年ほど前。リーマンショック直後でリストラが相次ぎ、失業率がやばいことになっていた時期のお話です。
僕が以前所属していた会社も世間の不況の波には抗えず、大規模なリストラを行っていました。全従業員の半数近くが切られました。
僕は運良く(?)しがみつくことができましたが、人手不足の中、絶望的なプロジェクトに巻き込まれてしまいました。
残業残業アンド残業の日々が続き、酷いときは残業時間が月に200時間を越えていました。残業自慢をしたいわけではありませんが、これは冗談抜きで死ぬかと思いました。

終電帰り、深夜にタクシーで帰宅、しまいには帰れればいいほうで会社に泊まりこむ・・・という毎日でした。
ある日、僕が深夜4時ごろにタクシーで家に帰宅したときのこと。寝ているであろう妻を起こさないようにそっと帰りましたが、何故か妻は起きていました。

「お願いだからもう少し早く帰ってきて欲しい。こんな寂しい毎日は耐えられない」

そう言って妻は泣いていました。

当時の僕は結婚して間もない頃、しかも妻は第一子を妊娠中でした。
妻が泣いたのは、妊娠中の不安定な精神状態もあったのでしょう。
そんなこと言われたって、仕事をしないわけにはいかない、生活がかかってるんだ!という思いが僕にはありました。もちろんそんな理屈は妻も十分わかっていたことでしょう。

しかし、妻を泣かせてしまったこと、妻に寂しい思いをさせてしまったことに変わりはありません。

 

それでも僕は会社にしがみつくしかなかった

大切な人にそんな想いをさせても、当時の僕には会社にしがみつくという選択肢しか考えられませんでした。会社に逆らって首にでもなろうものなら、生活が立ち行かなくなってしまう。この不況の中、新しい就職先などそうそう見つかるとも思えない。

僕がこんな隷属的な考えにいたるのも、結局は会社からの給料以外にまともな収入源が無かったからです。会社に完全に生殺与奪を握られている状態では、どうしようもありません。会社以外からの収入源を作り、会社への依存度を下げなければ、今後同じような想いを繰り返すことになる。そう考えました。

 

労働資産、金融資産、情報資産の3本の矢で稼ぐ!

現在我が家は、以下の3つの収入源を柱として考えています。

  1. 会社からの給料収入(労働資産による収入)
  2. 資産運用による収入(金融資産による収入)
  3. ブログの広告収入など(情報資産による収入)

 

主力はなんといっても会社からの給料収入です。一番稼ぎやすく、かつ安定しています。ただし、こういった労働資産による収入には限度があります。自分という労働資産は1つしかなく、働ける時間も限られます。*1

 

第二の矢として、金融資産による収入があります。お金に働いてもらう、というやつです。長期投資を行っているため、普段何か自分でやることはほとんどありません。いわゆる不労所得です。
運用開始してから何年か経過しているため、最近少しずつ運用益が増えてきました。

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第三の矢は、情報資産による収入です。具体的には、ブログからの広告収入、電子書籍の販売、スマホアプリの開発、などを考えています。
現在着手しているのはブログのみで、しかもまだまだスズメの涙以下ですが、今後徐々に増やしていきたいです。
電子書籍、スマホアプリも「時間が取れないから」と言い訳しつつなかなか一歩を踏み出せないので、今年こそは何らかの形にしたい。

 

真面目にサラリーマンをやるというのが大前提ですが、会社以外からの収入を増やせば増やすだけ会社への依存度は低下し、いざというときにも会社に唯々諾々と従う必要性が減ります。
精神的な安定のためにも、リスク分散のためにも、今の時代は複数の収入源を持つことは必要不可欠となりつつあると考えます。

 

時間に余裕のある人は第4の柱「副業」を考えるのもあり

 

 

うちはまだまだ手のかかる年頃の子どもが2人いるので難しいですが、もう何年かして育児が多少楽になったら、第4の柱として「副業」を本格的にやってみようかなと思っています。

日常的にブログを更新していることもあり、文章を書くことにだいぶ慣れてきたので、ライター業に挑戦するのも面白そうです。場所や時間に囚われずにお金を稼げるので、サラリーマンの副業にも最適です。

文字単価1円以上!ライティングの在宅ワーク

  

サラリーマンを辞めたいというわけではありませんが、過度に会社に依存した状態も好ましくありません。複数の収入源を確保することが精神的・脱社畜(「脱社畜ブログ」さんの提唱された理論です)への第一歩となります。

 

 

*1:我が家は子どもの発達に遅れがあるため、療育のために妻はしばらく働けそうにありません