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恋愛は面倒だが役に立つ

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若者の恋愛離れが叫ばれる昨今、「結婚はしたいが恋愛は面倒」という風潮が広がりつつあるようです。

ネットでも様々な議論や見解が日々飛び交っている模様。

「恋愛結婚が当たり前」だった時代の終焉と、これから - シロクマの屑籠

結婚に恋愛は元々必要ない - あざなえるなわのごとし

 

以前レビュー記事を書きましたが、恋愛をとっととすっ飛ばして、結婚して子どもを作りたい!という人のコミックエッセイも話題になったりしました。 

www.ishikihikui-kei.com

 

 

今年で結婚7年目を迎える若輩者として、思うところを書いてみます。

 

恋愛は決して結婚条件のマストではないが・・・

冒頭で紹介した記事のコメント欄に、僕はこう書きました。

結婚に恋愛は元々必要ない - あざなえるなわのごとし

マストではないと言うだけで、恋愛はあるに越したことはない。そのほうが家庭運営が捗る。

2016/12/03 11:27

b.hatena.ne.jp

 

六法全書を紐解くまでもなく、結婚の条件に「恋愛」なんて言葉は出てきません。両性の「同意」があればいいだけです。また、人類史の流れの中で恋愛を伴う結婚ばかりじゃなかったことなんて、歴史に疎い僕でもわかります。

それら諸々の小難しい話はとりあえず置いといて、あくまで個人的見解として述べると「恋愛は結婚する上でのマストではないが、あるならあるに越したことはない」と感じています。

 

始めるよりも維持するほうが難易度が高い結婚生活。家庭運営をする上で、「恋愛」という感情は役に立つのです。役に立つ、というとなんか利己的な表現でアレですけど。

 

お互いを尊敬しあうということ

自分のパートナーを尊敬することが出来るか?結婚生活を続けるキモは、これに集約できるのではないかと考えています。結婚後数十年に渡って艱難辛苦を乗り越えていく相手なのです。相手の価値観、行動に敬意を持てないようでは結婚生活はかなりの苦行となることでしょう。

 

もちろん相手を尊敬するために「恋愛」が必ずしも必要かというとそうではなく、代替品はいろいろあります。しかし、「尊敬」が人間の感情の発露である以上、多くの人間が激しく感情を揺さぶられるであろう「恋愛感情」は、尊敬を生み出す土台とするにはとても適しているのではないかと思うのですよ。

 

惚れた弱み

また、「恋愛」にはプラスアルファの効果もあります。何十年もずっと一緒に暮らしていくわけですから、当然相手の嫌な部分や許せない部分も出てくることかと思います。そんなとき「まあでも、自分が惚れた相手なのだし、このくらいは仕方ないか」と鷹揚な気持ちを保てる、というのは大きいのでは無いでしょうか?いわゆる惚れた弱みというやつです。

 

これには諸刃の剣的な一面もあり、盲目的に相手を許し信じる余り、人として許してはいけない一線を越えてしまう・・・などということもありえますので、用法・容量には注意が必要ですけどね。

 

 

恋愛は面倒だが役に立つ

仕事などで忙しいときでも2人の時間を確保したり、記念日を祝ったり・・・などなど、たしかに恋愛には面倒くさい側面もあるし、若者がそう感じてしまうのも無理はないかもしれません。しかし、その面倒さ以上に得るものがあります。

 

「食べる前に味を云々するよりも、まずは食べてみたらいかがですか?」と恋多き男ワルター・フォン・シェーンコップも言ってたような言って無かったような気がします。考えるよりも先に行動することも、長い人生には必要なのかもしれません。

 

 

 

当記事にこんなコメントをいただきました。

まったくもってごもっとも。むしろ、恋愛の面倒さが煩わしく感じるのなら、一緒に生活するのはもっと面倒なので厳しいですね。