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似非フェミ、アンフェ、真フェミの歪な三角関係について

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元々フェミニズム関連は可燃性が高い話題ですが、ここ数年さらにその傾向が増してきた気がします。

X(旧ツイッター)ではフェミニストが度々トレンドワード入りし、はてなブックマークでもフェミニスト関連の記事は人気エントリーの常連です。

 

建設的な議論が行われているならまだしも、単なる煽り合いや罵詈雑言に終始していることがほとんどで、正直うんざりしてしまいます。

 

何故こうも不毛な争いが起きてしまうのか、争いに終止符を打つ方法はないのか、フェミ戦争のメインプレイヤーである「似非フェミ」「アンフェ」「真フェミ」の相互関係性を整理しながら考えてみました。

 

本記事では、各用語は概ね以下の意味で使用しています。

  • 似非フェミ=フェミニストに擬態している男性差別志向な人たち
  • アンフェ=フェミニスト嫌いな人たち
  • 真フェミ=男女平等社会の実現を目指す人たち

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似非フェミ、アンフェ、真フェミそれぞれの特徴と関係

この3つのグループの関係性はざっくりと下図のような感じになるのではないかと考えています。〇の大きさは各グループの声の大きさを表しています。

 

 

【似非フェミ】

このグループは表向きはフェミニストを名乗っていますが、やってることは単なる男性差別です。男性の相対的な犯罪率の高さを論拠に「男は全員犯罪者予備軍」などと暴言を吐いたり、とかく男性差別発言が目立ちます。

 

それだけなら単なる差別発言として批判すればいいのですが、表向きは男女平等の衣をまとっているだけに、下手に批判すると外野からはこちらが差別主義者に見えてしまうリスクがあるため、注意が必要です。

 

フェミニストを名乗っていますが、前述した男性差別思想が根底にあるため、目指している場所は男女平等社会では無さそうです。かといって、女性優位社会を目指しているかというと必ずしもそういう人ばかりではなさそうです。自分たちの主義主張に従わない女性たちを「名誉男性」「アンフェ」などと言って平気で中傷する人が多くいるからです。

 

多分ですが、似非フェミの目的は、フェミニズムや男性憎悪感情を利用して、社会で一定の地位を築くことではないかと思っています。似非フェミ(ビジネスタイプ)といったところでしょうか。

 

実際似非フェミに分類される言動をとる人の中には、政治家や大学教授など社会的立場の高い人も多く、もっとも声が大きいグループです。

某大学の名誉教授をやっている似非フェミが「日本の男に共同親権は100年早い」*1などと放言したのも記憶に新しいところです。毎日仕事、育児、家事を懸命にやっている日本の父親の1人としては、非常に腹立たしく許せない物言いでした。

上記推測通り、地位やお金が目当てでやっているのであれば、発言や思想を少しくらい批判されたからといって考えは曲げないでしょう。このグループの説得は難しそうです。

 

もちろん地位やお金目的ではなく、個人的な差別感情や鬱憤晴らしでやっている人も多いと思われます。こちらは似非フェミ(感情タイプ)と便宜上呼ぶことにします。感情先行で行動している人たちもまた、説得にはなかなか応じないと思われます。

 

 

【アンフェ】

フェミニスト全体を嫌っている人々です。似非フェミによる男性差別に対抗して、主にSNS上でフェミニストに反論しています。こういう言い方をすると一方的な被害者に聴こえるかもしれませんが、その反論は似非フェミに負けず劣らず差別的で口が悪いことが多いため、正直外野からはどっちもどっちに見えてしまいます。

 

また、元々の動機として女性蔑視感情が根底にあるのでは?と思われる人も散見するため、フェミニスト嫌いな理由は人によって違いがありそうな気がします。

 

このグループの問題は、似非フェミと真フェミを十把一からげにフェミニストと呼んでまとめて叩くことです。似非フェミの項でも書いたように、そもそも似非フェミはフェミニストでもなんでもないので、真フェミからするととばっちり以外の何物でもないです。しかし彼ら彼女らは「同じフェミニストだろう。注意しろよ。自浄作用発揮しろ」と詰め寄ります。

 

このグループもフェミ憎しの感情で動いているため、簡単には翻意しないでしょうね。

 

 

【真フェミ】

男女平等社会を目指す立場で、最も数は多いけど声は小さいグループです。「真フェミ」などと書くと大仰な感じがしますが、義務教育で男女平等について学び、異性の立場や特性を尊重することのできる人間は全員真フェミといって良いと思います。なので、自覚の有無は有れど、現役世代のほとんどは真フェミなのではないでしょうか。

 

アンフェからは似非フェミと一緒くたに叩かれ、似非フェミからは少しでも意見を異にすれば名誉男性だのアンフェだのレッテルを貼られ、一番つらい立場でもあります。

 

 

不毛な争いを終わらせるには

本来のフェミニズムが男女平等を目指すものである以上、社会にとって必要な...というより、当たり前の価値観であるはずです。

 

しかし、前述したようにフェミニズムを利用する似非フェミ(ビジネスタイプ)と、それに踊らされている似非フェミ(感情タイプ)、カウンター勢力としてのアンフェミ、これら勢力が終わりなき不毛な争いをしているせいで、まるでフェミニズム・フェミニストが胡散臭い物のようなイメージを特に若い世代からは持たれがちです。

 

先日NHKラジオで「虎に翼」の脚本を手掛ける吉田恵里香さんと「推しの子」作画担当の横槍メンゴさんの対談をやっていましたが、その中でお二人がこんなことを言われていました。(注:記憶頼りで書いてるので、細かいところ少し違うかもしれません)

 

「若い女性が『私はフェミニストってわけではないんですけど』という言い方をすることがある。フェミニストをよく思っていない人たちによる印象操作のせいでフェミニストを敬遠しているのだとしたら悲しい。フェミニストを名乗ることによって嫌われたくないという感情が働いているのかも」

 

もちろんこの可能性もありますが、似非フェミの存在を念頭におくと、もう一つの可能性も考えられます。上記の若い女性のイメージにあるのは「似非フェミ」ではないかということです。

 

どちらにせよ、この状況はあまり好ましくありません。似非フェミとアンフェの争いの余波で社会分断の懸念がある上に、まっとうなフェミニズムが若い人たちから敬遠されてしまいます。

 

「似非フェミ」や「アンフェ」には問題解決の期待はできないので、「真フェミ」が動くしかありません。

 

具体的にどうすれば良いのかですが、一朝一夕にはいかないでしょうが、

似非フェミ(ビジネスタイプ)のフェミニストとしてのメッキを剥がす

ことが重要ではないでしょうか。

 

似非フェミ(ビジネスタイプ)はあたかも識者のように振舞っていますが、言っていることは極端過ぎたり矛盾してたりすることばかりです。差別を利用してのし上がろうとしている人たち(推測)の言う事なので当然ではありますが。

 

似非フェミの差別的言論に対し、感情的にならずに丁寧に「それはただの男性差別だよ」と指摘し続けることによって、社会に「似非フェミはフェミニストではない」という認識をちゃんと持ってもらうのです。社会からの信用を失えば、似非フェミも今までのように好き勝手できなくなります。というより、似非フェミ(ビジネスタイプ)を続ける理由もなくなっていくでしょう。

 

似非フェミ(ビズネスタイプ)勢力が弱体化してもまだ似非フェミ(感情タイプ)がいますが、こちらも似非フェミ(ビズネスタイプ)という扇動者がいなければ、今ほどの勢いは維持できなくなるのではないでしょうか。

 

似非フェミの勢いが衰えればアンフェの大義名分は弱くなるので、こちらも少なくとも建前上はフェミニストを攻撃する理由は無くなるはずです。女性蔑視感情で動いている人たちはまた別の理由を見つけるかもしれませんが、そのときは真フェミ側も堂々とアンフェを批判できます。何せ似非フェミが一掃された後の世界のフェミニストは男性差別を行っていないので、女性差別だけが浮き彫りになるからです。女性差別は是正すべきものという社会的認知度も高いので、社会を味方につけることができます。

 

かなりご都合主義的な解決方法なのでこの通りに進む保証は何もありませんが、やらないよりはやったほうがいくらかマシだと信じつつ、最近読んで面白かった漫画「あなたよりちょっとマシな私でいたい。」を紹介してこの記事を終えます。

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*1:前提条件として「DV」「育児放棄」などが念頭にあるようですが、それならば「DVや育児放棄をする人間に共同親権は100年早い」で良いはずです。わざわざ「日本の男」に限定するのは差別であり、このような差別発言をする人間をフェミニストと呼んではいけないと思います。