息子のオムツ換えを実況中継された話

つい先ほどのこと。

うちの息子は現在トイレトレーニング中なんですが、なかなかオムツが取れないんですよね。で、さっきも「ん？なんかウンコくさいな・・・」って思って、換えのオムツ・新聞紙・お尻拭き（5枚）の3点セットを手に息子のもとへ向かったわけです。

そもそもここがまず失敗の始まりでして、いつもの僕なら冷静に戦況（ウンコの量、形状など）を先に把握してからオムツ換えを行うわけですが、慣れから来る油断でこの日はとっととオムツ換えをおっぱじめてしまったわけです。

父「なんだ、このウンコの量と質は・・・！」

息子のウンコは、（自称）百戦錬磨の父親である僕を驚愕させるに足るだけの迫力に満ちていました。量もさることながら、なんか粘土質なウンコでべちゃーっとお尻全体にこびりついていました。よくもまあオムツから漏れなかったものだ。

間の悪いことに妻はお出かけ中。はたして僕の力量だけでこのウンコをさばき切ることができるのか・・・いや、やるしかない。

とりあえず、うんこが床とかにつかないように、慎重にお尻の外側から拭いていって・・・
絵本に夢中の息子「キャハハ！」
こら、暴れるな、うんこが外に漏れるやろ！つか、人にお尻拭いてもらっておいていい身分だな、オイ。

うんこが外にゴロっと転がろうものなら、余計な仕事が増えるばかり、ここはなんとかして中に留めておかないと・・・！

？？？「おっと、一旦ここは外に出すのか！？」

そうだな、一旦外に・・・いやだから外に出ないようにこちとらがんばってんのに、誰だ余計なこと言うのは。間違えるとこやったやん！

実況「あぁ・・・！またしても外した～！」

なんか知らんうちにテレビでバスケやってた。実況の声か。まあいい、いまはそれどころじゃない。息子はまだコロコロ動いてるし、やりづらい。箸が転がっても面白い年齢とはいえ、せめていまだけはじっとしててよ。なんかだんだんイライラしてきた・・・

実況「こういうときは冷静さを失ったほうが負けなんですよね～・・・」

うっさいなー、お前に言われる筋合い無いわ。この量と質のうんこ目の前にしても同じ事言えんの！？

外野の声は無視。丁寧かつ迅速に、お尻を丹念に拭いていく・・・くぅ、お尻拭きの数が足りない・・・こんなことならもっとたくさん出しておくんだった。かといって息子を放置してお尻拭きを補充に行く余裕もない。やり切るしかない・・・！

実況「さーて、残り時間が少なくなってきたぞ！」

どこに目つけてんだよ、残り少ないのは時間じゃなくてお尻拭きだよ。これだよこれ、肌に優しいタイプ、うちの子肌弱いから（CM）