日本でもっとも男女の営みが多く行われるとまことしやかに囁かれる「性の6時間」(12月24日21時~12月25日3時の6時間) が今年も無事終了しました。
ふと、「性の6時間の間に消費されているエネルギーって莫大な大きさなんじゃないの?」ということが気になったので、ざっくりと計算してみました。
まず、「性の6時間」の間に男女の営みを行っている人たちが何人くらいいるのかですが、これは去年超適当に計算してみたことがあります。
このときの計算では、730万人という結論が出ました。正確性に不安の残る計算ではありますが、他にこんなしょうもないことを計算しているサイトも見つけられなかったので、とりあえずこの値を使うとします。
次に、男女の営み1回分に消費されるエネルギーはいかほどか。これはいくつかのサイトで採り上げられていました。
そして明らかになったセックスのエネルギー消費量が、研究者たちを驚かせたのだった。30分未満のセックスで、被験者の男性は平均101kcal(毎分4.2kcal)、女性は平均69.1kcal(毎分3.1kcal)を消費していたが、なんとこれらの数値は、同じ被験者たちが30分間ジョギングした際のエネルギー消費量の半分に近い数値だったのだ。
男女で差があるようなので、平均値85kcalを使用します。
よって、性の6時間の間に消費されていたエネルギーは、
730万 × 85kcal = 620500000kcal
となります。
1cal = 4.2ジュールで計算すると、実に2.6テラジュールものエネルギーが消費されていることがわかりました!!
・・・といっても、2.6テラジュールとやらがどの程度の大きさのエネルギーなのか、いまいちピンときませんw 何か具体的なものと比較してみましょう。
2.00 TJ マグニチュード 5の地震のエネルギー
4.184 TJ TNT火薬1キロトンの爆発のエネルギー
昨夜の「性の6時間」の間にマグニチュード 5の地震を上回るエネルギーが消費されていたようです。とにかく莫大なエネルギーであることはわかりました。
このあたりにエネルギー問題解決のヒントが隠されているような気がしなくもないですが、そもそも日本はまず少子化問題解決を優先しなくてはいけない気がする今日この頃。技術大国ニッポンの避妊具の性能が良すぎるのも考え物なのかもしれません。