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妻に家計の管理を任せて小遣い不足に嘆くお父さんは、一度自分で家計を管理してみることオススメ

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今朝ちょっと気になる記事を読んだので、言及してみます。

www.pojihiguma.com

 

上記ブログ主のポジ熊さんは、悲壮なお父さんの例として、

  • 小遣いが少ない
  • 家事を手伝っても文句を言われる
  • 家族からの扱いが悪い

を挙げています。いかにもステレオタイプなお父さん過ぎると思いましたが、こういう事例がステレオタイプとして語り継がれると言うことは、世間には少なからずこういう立場におかれているお父さんがいるということでしょうね。ポジ熊さんはお互いの理解と尊重によっての立場改善を提言されていますが、まことにもって同意であります。

 

お小遣い制について少し思うところがあるので、我が家の家計を例に私見を述べます。 

正しい家計管理

正しい家計管理

 

 

家計からお小遣いに回せる予算は意外に少ない

「妻に財布を握られているから、お小遣いが少ない」と嘆くお父さんの事例は枚挙に暇がありません。しかし、一度自分で家計を管理してみればわかると思うんですが、そもそもお小遣い制であろうとなかろうと、家庭持ちの人間って自由になるお金少ないと思うんですよね。よほど夫婦ダブルエンジンでバリバリ稼いでいる家計を除けば。

我が家は現在僕が家計を管理していて、夫婦ともに小遣い制です。結婚当初は妻が家計管理してくれてたんですが、「数字扱うのはKENちゃんのほうが得意だから代わって」と言われ交代しました(体よく押し付けられたと言えなくもないw)。

妻が昔詳細な家計簿をつけてくれてたおかけで、だいたい月々生活費がどの程度かかるのか、多少のばらつきはありますが大体把握しています。あと、我が家は毎月積立投資を行っています。

つまり、
余剰資金 = 僕の給料(現在妻は訳あって専業主婦です) - 生活費 - 積立投資額

となるわけでして、この左辺の「余剰資金」が夫婦のお小遣いの原資になります。しかも突発的な臨時出費に備えることを考えると、この余剰資金すべてをお小遣いにできるわけでもありません。

積立投資額(積立貯金でも可)にしても、老後資金が数千万円必要になるとまことしやかに囁かれる時代ですので、老後を迎えるまでの年数や毎年の想定利回りから逆算すると「毎月○万円くらいは最低限積み立てなくては・・・!」という目標を設定せざるを得ません。

そうこう考えていくと、夫婦の小遣い(子どもが大きくなったら、子どもの小遣いも)に使えるお金って意外なほど少ないことに気づきます。

 

夫婦で家計に対する共通認識を持つことが大事 

「お小遣いが少ない」と嘆いている人って、自分の家の家計を把握してない人多いんじゃないかな、と思います。把握さえしていれば、「なるほど、俺の小遣い額が○万円なのももっともだな」ってなるんじゃないでしょうか。

我が家の家計は僕が管理していますが、家計状況は定期的に妻に報告して話し合いの場を設けています。家計に対する共通認識を持つことによって、支出の制御や資産形成計画などもぐっとやりやすくなるからです。

お小遣いが少ないなと感じたら、家計管理の交代を提案するか、相手から管理状況の報告を求めるなどして、まずは家計の状況の把握に努めることをおすすめします。その上で、小遣いを増やすためにはどうすればいいか、収入を増やすなり支出を抑えるなり方策を練るのがよいかと。