「3Dプリンター活用技術検定試験」とは、2016年に新設された検定試験で、3Dプリンタの知識レベルを認定する試験です。
1年に2回(9月と2月)試験があり、受験料は8000円です。
3Dプリンタとは?
3Dプリンタとは、3DCADや3DCGのデータを元に立体造詣が可能なプリンタのことです。
登場当初は非常に高価な機械でしたが、最近だいぶ価格もこなれてきて、エントリーモデルであれば数万円で購入可能です。
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これによりモノづくりの世界への参入ハードルがぐっと下がり、誰でもわずかな資金投資でオリジナル製品の開発が可能になりました。
BASEなど、個人でも簡単にネットショップ開設ができるサービスが出てきたこともあり、個人で製品を開発・販売することも夢ではありません。
難易度は?
3Dプリンタブームを背景に登場した新検定「3Dプリンタ活用技術検定試験」ですが、難易度はあまり高くないようです。選択問題と穴埋め問題が主で、問われる知識も基本的なものばかりなので、公式ガイドブックをざっと読んでおくだけでも合格に手が届くレベルと思われます。
将来性は?就職や転職の役に立つの?
この検定は入門用の易しいものですので、合格したからといってそれだけで就職・転職に有利に働くわけではありません。
しかし、3Dプリンタ自体は今後どんどん普及していくことが予想されますし、個人でもモノづくりの世界に参戦できるチャンスでもあります。そのとっかかりとして、3Dプリンタの知識をまずは広く浅く習得する意味でも受けてみても面白いかもしれません。
この資格を得て3Dプリンタの基礎知識を得たら、今度はCAD検定に挑戦するなどして3Dモデリングを勉強していく、というステップで進めていくことをお勧めします。