こんにちは、意識低い系サラリーマンのKENです。
いま抱えてる仕事で一杯一杯だから無理だって言ってるのに、上から別の仕事を持たされました。やってらんねーッスわ。残業しない主義の僕が残業しなくてはならなくなりそう・・・
まあでも、上には上の理屈があるというか、それもこれもIT業界が慢性的に人手不足なのがいかんのですよ。
特に調査とかしたわけではないので主観100%になりますが、今回は何故IT業界が人手不足なのか書いてみます。
東海地区のIT業界は人手不足
僕は東海地方の人間なので、関東や関西の事情はあまりわかりません。しかし、少なくとも東海地区のIT業界はいま非常に人手不足です。上司もよく「仕事はたくさんあるんだが、人がいない」とぼやいています。
その結果、冒頭で愚痴ったように、既存の技術者に2つも3つも仕事が振られるわけで・・・何故こうも人手不足なんでしょうか。
リーマンショックのときの大規模リストラ
原因の一つはこれだと思います。まだ記憶に新しい7~8年前のリーマンショック。100年に一度の大不況とか言われていましたね。で、不況の波がくると企業はとりあえず経費削減を行おうとします。比較的早めに削減されるのがIT投資。IT企業の大半を占めるSI会社*1にとってこれは致命傷になりえます。
僕が昔いた会社も仕事がぱったりと少なくなり、IT技術者の半数近くをリストラしました。僕の同僚も何人も切られましたが、その人たちの何割かはIT業界を見限って全く関係のない業界に再就職した人がいました。IT技術者の絶対数がここで減ってしまったのです。
IT業界=ブラック企業のイメージが強い
一時的にIT技術者の数が減っても、新卒を積極採用して補充すればよいのかもしれません。
でもここで問題になるのは、IT業界のイメージ。新3K*2などと揶揄されることもありますが、IT業界と言えばブラック、というイメージが若者や学生さんの間に広がっています。
何年か前に話題になったこの作品も、舞台はIT企業でした。
実際には、昔はいざしらず、最近IT業界の待遇は少しずつマシになってきている気がします。長時間残業やサービス残業などに対する世間の目が厳しいこともあって、そうそう無茶な働き方は強いられません。
しかし、一度ついたイメージは容易には覆らないもの。IT業界はすっかり学生さんからの人気を失ってしまいました。
かくして、なるべくしてIT業界は人手不足に陥っている、という感じがします。こんな影響力皆無なブログで吠えても効果はたかが知れていますが、それでも言っておきたい。IT業界は(そこまで)悪い業界でもないので、ちょっとでも興味のある若人のみんな、是非入ってきてください!そして僕の仕事を楽にしてください!
今回はこのあたりで。
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