子ども「・・・ふぇーん!」
妻「ちょっと!せっかく寝たのに、なんで起こすの?」
KEN「おかしいなぁ、この本の通りにしたのに。」
ほのぼの育児イラストが大人気のブログ「リンゴ日和。」さん。ファンの方も多いんじゃ無いでしょうか?
そんな人気イラストブロガーのひーたむさん・・・いえ、ひーたむ先生が本を出しました。
あのね、わたしがねちゃってても、あとででいいからだっこして : 今泉 ひーたむ
内容紹介
100万PV突破の大人気ブログ『リンゴ日和。』待望の書籍化! 5才と2才の姉妹を育てる生活をかわいいタッチのイラストとともに綴ったエッセイ。愛情たっぷり、ときにツッコミ役のママの視点、娘を溺愛するパパの奮闘ぶりも人気。大切な人と過ごすふつうの毎日がいちばんいとおしいと気づかせてくれる一冊です。描き下ろしの漫画&エッセイも8編収録。
基本的にはブログに投稿しているネタがメインの構成となっていますが、描き下ろし漫画やエッセイもあります。それになにより、この手の漫画はブログで少しずつ読むよりも一気に読むほうが面白さ倍増だったりしますので、リンゴ日和ブログは全ネタ読破してるぜ!!という人にもお勧めの書籍となっています。
以下、各章の感想。
いつまでも覚えておきたい、キュンとする娘たちの行動
姉妹の愛らしさ全開の章。
育児経験のある人なら、共感すること請け合いのあるあるネタの数々。
「おっしゃん問題」の後日談が描き下ろし漫画になってて面白かった。
僕の大好きな「パパ」の登場は少なめだけど、その数少ない登場ページで良い感じの哀愁を漂わせてくれています。パパがんばれ、超がんばれ。
小さくても意外に複雑な娘たちの心模様
書籍タイトルの「あのね、わたしがねちゃってても、あとででいいからだっこして」が収録されている章。
このタイトルの通りに子どもに接してみたら妻に怒られたのがこの記事の冒頭シーン。何が駄目だったんだろ・・・やっぱうちの子が「あのね、わたしがねちゃってても、あとででいいからだっこして」なんて言っていないことかな。
責任をとって再度寝かしつけました。
他のネタとしては、ケンカの仲裁をする長女が可愛すぎる。そらこんなこと言われたらケンカなんてしてる場合じゃないですね。
姉妹のパパは大変?パパの深い愛は娘たちに届くか
全国推定1千万人の「パパ」ファン必見の章。
チューの話と団扇自作話と教育的指導の話が個人的にツボ。
パパ嫌と言われても、デートのお誘いを断られても、自作団扇を野球のバットにされても、それでもめげずに娘を愛し続けるパパは父親の鏡。
悩んだり、成長に喜んだり。色々あります、育児の小話。
育児に関するお悩み系の話をまとめた章。
ブログとかで育児に関するノウハウ的なこと書いている人もいるけど、「参考になる」ことはあっても、参考以上にはならない、というのが正直なところ。
子どもってひとりひとり特徴が違うから、他の人が上手くいった方法が自分の子に当てはまるとは限らないからねぇ。
筆者(ひーたむ先生)も四苦八苦しながら手探りで育児をしている様子が漫画から伝わってきて、勝手に戦友気分。
子どもは笑いの宝庫?ちょっと笑えるできごと集
子どもが織り成す天然な笑いを詰め込んだ章。
子どもがいればそれだけで薔薇色の人生になるとは言いませんが、少なくとも退屈することはなくなる。これだけはガチ。
まとめ
育児経験のある人。
現在進行形で子育て中の人。
将来家庭を持ちたいと思っている人。
子どもの好きな人。
自分の娘に好かれるにはどうすれば良いか悩んでいる人。
上のどれかに当てはまれば、この本は買いですよ~。
今回はこのあたりで。
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