えー、毎度バカバカしい戯言をお送りしている本ブログですが、今回もその例に漏れず。
子どもの頃「エロい」と感じたことって、大人になってから考えると全然大したこと無かったりしますよね。
その1つの例として挙げたいのが、漫画「のんきくん」。
昔コロコロとかで連載していた、誰かがボケたときに「ドピュー」という効果音で吹っ飛んでいくことでおなじみ(?)の漫画「のんきくん」。30歳以上の年代の人なら知ってる人も多いのでは無いでしょうか。
この漫画の準レギュラー的キャラに「釣り堀の姉ちゃん」が登場します。年齢はおそらく20歳前後でしょうか。普段はママくらいしか女性キャラが出てこない本作にあって、数少ない女性キャラ枠です。このお姉ちゃん、なかなか読者サービスも熱心でして、たまに水着になったりします。
ただ、この「のんきくん」。ごらんのとおり、まったく萌えるタイプの絵柄ではありません。30年も前の漫画なので無理も無いですけど。この絵柄のキャラが水着姿になったところでいったい何だというのか。30代も半ばのおっさんからすると、「この程度でサービスシーンだと!?」と激おこしてしまいそうです。もっとも、作者にサービスシーンの意図があったかどうかはわかりませんが。
その程度のシーンですら、子どもの頃の僕にとっては貴重な「エロ」だったのです。こうして30年経った今でも思い出せるくらいだからよっぽどです。よほどエロに飢えていたのか・・・インターネット全盛の現代のエロ・ネイティブの少年が聞いたら失笑してしまうことでしょう。
エロに対する知識、経験、耐性が圧倒的に不足していたからこその、感動。薄汚れた大人に成長した今となっては、そんなことでエロさを感じられるのがむしろ羨ましくすら思えます。
ソースは失念しましたが、昔みうらじゅんが「童貞になりたい!」と何かの番組で言っていた気がしますが、それもきっと動機は似たり寄ったりでしょう。未知のゾーンに対して期待と想像と妄想を膨らませることが出来る。それは「エロ」成分が足りていない人間の特権かも知れませんね。
たとえば懐かしい場所に行って、当時のことを思い出しちゃったりついでにその頃好きだった子のことを思い出したりして、ひとりで思い出にキュンキュンしてたりね。
ノスタルジーでキュンキュンしてるオッサン、キモいよな!
すみません、ぼくです…。
人気ブログ「コバろぐ」の中の人も同じようなこと言ってました。ちょっと違うかも。好きな子がいるだけで、好きな子と席が隣になっただけで、好きな子と少しお話できただけで、その日ずっと有頂天になれた純真無垢だった(多分、きっと)少年時代。あの貴重だった時代に少し戻ってみたいような戻ってみたくないような・・・
ノスタルジーでキュンキュンしてるオッサンがキモい - コバろぐ
小学生か中学生くらいに戻りたいなと思うときもあるけど、多分戻ったら戻ったらで面倒くさそう。いまさら受験勉強とかしたくないし。
2016/06/16 14:32
まあ、上記記事にこんなコメントを残したように、戻ったら戻ったで多分面倒ごと多くてすぐに嫌になりそうな気がしなくもない。
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