システム開発の現場のお話。
コーディングルール守るのって結構だるいですよね。簡易的なものであればまだしも、ガチガチに厳しいコーディングルールだったりすると、純粋な仕様や設計以外の部分に脳内CPUリソースを取られてしまってだるい。
しかしまあ、複数人で作業する以上、後々のメンテナンス性も考えるとある程度のコーディングルールは致し方ないところ。ガチガチのコーディングルール以上に厄介なのは、「暗黙の俺流ルール」だったりします。
僕がいま所属しているチームには「コーディングルール」というものが存在しません。ならば、各々作業者が自由にコーディングしていいのかと思えば、さにあらず。
うちのチームの糞馬鹿野r・・・もとい、マネージャ様の脳内がルールブックなのです。
マネージャ様が「なんとなく変数名が気に入らない」と思えばそれでアウト。
マネージャ様が「なんとなくコメント書くときのインデント数が気に入らない」と思えばそれでアウト。
レビューで容赦なく「これじゃダメだから書き直せ」と言われます。
百歩譲って、「俺流ルールブック」が毎回同じ基準であればまだいいです。駄目出し食らってるうちに覚えていきますから。
問題なのは、「俺がコーディングルールだ!」(随時更新)ということ。
レビューの度に基準が異なる。
「お前先日のレビューで『長い変数名の区切りは大文字使え』とか言ったくせになんで今回のレビューでは『長い変数名の区切りはハイフン使え』とか言いやがんだ、ボケてんのか!?」
という旨の反論をオブラート10枚くらいに包んで伝えても、
「俺の言うことばかりハイハイ聞いてても成長しないぞ、もっと自分の頭で考えろ」
とか平気でのたまってくるのですよ。
お前の頭の中にしか存在しないルールブック(随時更新)のことなぞ考えてもわからんわ!!
これでは効率悪すぎると思い、何度かコーディングルール作成を提案したことあるんですよ。チームのメンバーの意見や過去のソースの平均値的なところを目安に、簡易的なのでもいいからコーディングルール決めるべきだと。
そしたら、言うに事欠いてこんなこと言うんですよ。
「そんなもの作る余分な工数は無い。そんなことしている暇あったらシステム開発を少しでも進めろ」
お前ちょっと冷静に考えろよ、どう考えてもお前の気まぐれルールで毎回手戻り発生するほうが余計な工数かかってるだろ!!・・・ということを、赤子をあやすようにやんわりと伝えても、こんなこと言ってきます。
「だいたいコーディングルールがガチガチじゃ書きにくいだろ?生産性落ちるぞ。」
お前ちょっと冷静に考えろよ、どう考えてもお前の気まぐれルール(以下略)
もうこの人と一緒に仕事するのヤダ・・・