最近新たな投資先として、「株式投資型クラウドファンディング」が気になってます。
クラウドファンディングと言えば、ネット上で少しずつ出資金を募って、新たな商品やサービス開発を行う資金にしてもらう(その代わり、新商品がいち早く入手できるなどのメリットがある場合も)、というタイプが思い浮かびますが、果たして「株式投資型クラウドファンディング」とは?
株式投資型クラウドファンディングとは?
通常、株式は上場している企業のものしか買えません。しかし、株式投資型クラウドファンディングは、みんなで資金を出し合って非上場の企業に出資をし、見返りに株式を受け取る、というものです。ようするに、誰もがエンジェル投資家*1になれるというわけですね。
日本で唯一*2株式投資型クラウドファンディングのサービスを展開しているのは、「FUNDINNO」という会社です。
現在募集中の案件は、経理業務から紙を無くすことを目指す「Bank Invoice」という会社です。FinTech*3は近年株式投資市場でも注目を集めているキーワードなので、もし仮にこの会社が上場されたら結構話題になるかもしれません。
募集期日50日以上残して早くも出資率300%近く、機を見るに敏な投資家が殺到しているようです。
まだまだ成熟されていないサービスということもあるのか、いくつか制約事項があるようです。
- 1企業への出資額は年間50万円まで
- 購入した株式は自由に売買できない
- 法人投資家利用不可、個人投資家のみ
典型的なハイリスク・ハイリターン
上場ゴールなんて言葉もあるくらいで、非上場企業が見事上場を果たせば、企業価値がぐんっと上がって出資者もウハウハというパターンが多々あります。反面、上場を果たせないままにしぼんでいく企業も星の数ほどあるのが現状。ましてや創業間もないベンチャー企業であれば、財務基盤なども脆弱であることが多いでしょう。
まさにハイリスク・ハイリターンと言えるエンジェル投資家。とりあえず登録だけはしてみますが、実際に出資するかどうかは慎重に見極めてからにしようと思います。
いわずもがなですが、投資は自己責任でお願いします。