「ドラゴンボール」に登場する誇り高き戦士ベジータ。主人公の悟空に実力では常に一歩先を行かれているものの、人気の高さなら負けていないかも!?
そんなベジータに関する素朴な疑問、「ベジータは相手がどの程度の強さなら満足するのか?」を考えてみました。
相手が弱いと文句を言う
ベジータは戦うのが大好きと公言しているだけあって、相手にも相応の強さを求めます。あっさり勝ててしまうのでは面白くないからでしょうね。
例えば、「サイヤ人襲来編」での悟空との初戦。
界王拳2倍を使った悟空の攻撃を余裕で受け流し、「本当にそれが限界なら、ガッカリだな」みたいなセリフを余裕顔で言います。
ぱっと見楽しそうな表情浮かべていたので本当にがっかりだったのかどうかは疑問が残りますが、まあ本人の証言を信じる限りは不本意な戦いだったのでしょう。
あと、印象的だったのがセル(第二形態)との戦い。精神と時の部屋で修行して大パワーアップを果たしたベジータは、16号や18号が手も足も出なかったセル(第二形態)をまったく寄せ付けない強さでした。
最初こそ得意の余裕顔を見せていたベジータですが、セル(第二形態)が自分よりもはるかに弱いため、怒り出す始末。その後ベジータ最大の汚点の歴史である「セル完全体に手を貸す」につながるわけです。
ベジータは相手が弱すぎるとガッカリを通り越して怒る模様です。
相手が強くても文句を言う
じゃあ相手が強ければ文句無いのかといえば、さにあらず。わがままに育てられたベジータ王子は相手が自分よりも強いときもごちゃごちゃとウルサイです。
セルが完全体になった後の醜態もさることながら、一番象徴的なのが悟空が界王拳3倍を使ってベジータの戦闘力を大きく超えてしまったとき。
「バカな・・・何故カカロットの戦闘力が俺を上回るんだ・・・俺はサイヤ人の王子だ、全宇宙で一番強いんだぞ!!」
(※この時点でフリーザもギニュー特戦隊もベジータより上なので、上記セリフは詐称です。)
うろ覚えですがこんなことを叫んでいました。相手が自分より弱くてもダメ、強くてもダメ、なかなか難儀なお人です。
相手が自分の95%くらいの強さなら良い?
じゃあ、一体相手の強さがどの程度ならベジータは満足するんでしょう。
ベジータは負けるのが大嫌いと思われるので、相手のほうが若干弱いくらいのほうが好ましいのは確かでしょう。
1つの目安になるのが、先述した悟空との初戦。ベジータ戦闘力18000に対し、界王拳2倍の悟空は16000ちょっと。ベジータの戦闘力の約90%ほどですが、これでは「ガッカリ」だったようなので、もう少し高めがいいでしょう。
となると、あくまでベジータを超えない程度でかつガッカリされない程度・・・ベジータの戦闘力の95%程度の実力を持つ相手が、ベジータを最も満足させてくれる敵と言えるでしょう。
なかなかそんな都合の良い強さの相手いないと思いますけどね・・・
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