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新気功砲とは一体どんな技だったのか?

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ドラゴンボールに登場する(地球人の中では)強キャラ・天津飯ですが、彼が最も活躍した場面の一つとして、「新気功砲」で人造人間セル(第二形態)を足止めしたシーンを挙げる人も多いんじゃないでしょうか?

 

人造人間との戦いの前に「餃子はおいてきた。とてもじゃないがこの戦いにはついていけそうもない」と発言した天津飯に対して「お前もな!」とツッコミを入れていた読者も、あの活躍ぶりをみて天津飯を見直したであろうことは想像に難くありません。

 

あのとき天津飯が使用した「新気功砲」ってそもそもどんな技なんでしょうね?

 

見た目は普通の気功砲

正直、見た目だけでは「(普通の)気功砲」なのか「新気功砲」なのか、区別できませんよね。天津飯を心配した悟空も「もう気功砲はやめろ、天津飯!」みたいなこと叫んでましたし。

 

構えも同じ、効果(膨大な気を放出して衝撃波のようなもので大穴ができる)も同じです。


「新気功砲」の新規性は一体どこにあるのでしょうか?

 

「溜めた気を小出しにして連射可能にした」点であると予想

そもそも、「気功砲」とは身体中の気を両手に集中させて一気に放出する大技で、全ての気を放出してしまうと死ぬこともある危険な技です。亀仙人は「教えてはならない技」と評してました。

 

初めて天津飯が気功砲を使ったときは(天下一武道会の悟空戦)、死を回避するためにパワーをセーブし、ナッパ戦で使ったときは餃子の敵を討つために文字通り捨て身で全ての気を放出して力尽きました。

 

天津飯の気の総量を100とした場合、悟空戦のときは80放出、ナッパ戦のときは100放出した、というイメージですね。

 

「新気功砲」登場前は気功砲を連発する描写はありませんでした。おそらく、溜めた気の量が100であろうと50であろうと、放つときはその溜めた気をすべて解き放ってしまう性質の技なのでしょう。「80溜めたから20ずつにして4回撃つ」という使い方ができないのだと思われます。

 

そして、それを可能にした技こそが「新気功砲」なのではないかな、と予想します。

 

 

足止め専用技をひっさげて戦場に赴いた天津飯の覚悟

天津飯が手も足も出なかった人造人間17号が手も足も出なかった第一形態セルが17号を吸収してパワーアップしたのが第二形態セルです。天津飯と第二形態セルの間には、考えるのも馬鹿馬鹿しいほどの絶望的な実力差があります。

 

それでも、天津飯の「新気功砲」は、天津飯が力尽きるまでの間何度もセルを足止めしていました。おそらく「新気功砲」には実力差関係なく相手の行動を制約できるほどの衝撃を与える効果があるのでしょう(旧・気功砲にこの効果があったかは不明です。)

 

連発可能、実力差関係なく相手を一時的に吹き飛ばせる、という性質を考えれば「新気功砲」は足止め専用技と言っても過言では無いかもしれません。

 

対人造人間戦はフリーザよりも遙かに強い敵が相手になることはあらかじめわかっていました。それでもなお天津飯が戦場に来たのは、いざとなれば「新気功砲」で足止めができる算段があったからでしょう。

 

「餃子は戦いについてこれないから、おいてきた」(自分は戦いに役立てる)と発言した天津飯の自信の源、場合によっては力尽きるまで敵を足止めして最低限の働きをしてみせるという、天津飯の決死の覚悟が見て取れます。

 

やっぱ天津飯は格好良いですわ。

 

 

下の記事では気功砲の新しいバリエーション「零式」について語ってます。ドラゴンボールの格ゲーとかでこの技実現しないかなー。

 

 

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*1:本ページの情報は18年8月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください