こんにちは、意識低い系サラリーマンのKENです。
一眼レフやミラーレスなどの高性能カメラの価格帯が下がってきたこともあり、最近こういった高性能カメラを買う人が多くなってきました。かくいう僕もカメラ好きの友人の影響で1年ほど前にNikonのミラーレスを買って、下手なりにカメラマンぶってます。
一眼レフなどの高性能カメラで写真撮るのももちろん楽しいですが、あえて性能の低いカメラを使う、というのもなかなか面白いものです。トイカメラと呼ばれるジャンルのカメラです。
見た目も性能もチープでおもちゃっぽいカメラ
僕が持っているトイカメラの「VISTA QUEST VQ1015R2」です。5000円くらいで買えます。大きさ比較用の10円玉を横に置いてますが、片手に収まりきってしまうほどのサイズです。手が大きい人には使いにくいかも。
見た目はよく言えば可愛い、悪く言えばチープ。ボディもレンズもプラスティック製です。
漫画「よつばと!」好きな人は見覚えあるカメラだなと思ったかもしれません。よつばと11巻でよつばが父ちゃんに買ってもらったカメラと同じです。まあ、だからこそこれを選んだんですけどね(笑)
- 作者: あずまきよひこ
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2011/11/26
- メディア: コミック
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チープなのは見た目だけではありません。液晶モニタも無い、オートフォーカスも無い、ズームもできない、絞り調節もできない、シャッター速度変更もできない・・・無い無いづくしのカメラです。
でもトイカメラには、周辺減光(写真の縁が暗くなること)やビビットすぎる色合いなど、いろいろ尖った特徴を持ったカメラが多く、普通のカメラではなかなか撮れないような独特な味のある写真が撮れます。
例えばコントラストが(超)強い写真とか↓
周辺減光の効果で不気味な写真になったりとか↓
どんな写真が撮れたかわからないのがドキドキして楽しい
デジカメと言えば当たり前のようについている液晶モニタ。でも一部の機種を除き、ほとんどのトイカメラにはそんな便利なものはついていません。
おもむろにファインダーを覗きパシャっと撮ったあとは、パソコンなどにデータを転送するまではどんな写真が撮れたのかまったくわかりません。それがまた楽しみの一つでもあります。
岐阜・高山の街をトイカメラ持って歩いていたときに、店先の人形を何気なく撮影したんですが、帰ってからパソコンの画面で見てみたらまるで人間みたいでギョッとしました。光の取り込み具合とかがいろいろ甘いせいで、想像も付かないような写真になったりします。
写真撮影の旅に行くときは、いつものNikonミラーレス以外にもセカンドカメラとしてトイカメラを持って行くことが多いです。同じ風景を撮り比べたりとかしてなかなか楽しめます。
ちょっと最近写真趣味がマンネリになってきたな、って人は、たまには気分を変えてトイカメラで遊んでみてはいかがでしょうか?
もしお子さんとかに買ってあげる場合は、さすがに液晶無しだと使いにくいので、液晶付きの上位モデルのほうがいいかもしれません。
今回はこのあたりで。