こんにちは、意識低い系サラリーマンのKENです。
1ヶ月くらい前にいわゆる「セックス関連記事」などという、誰もが興味ありそうだけどもネット外じゃなかなか話せないからブログに書くぜ!というブームがネットの片隅で勃発していた模様。
タイミング外しすぎですが、僕もいまさら書いてみようと思います。
題して「セックスの方法を初めて知った日」。
みんな、いつどのような方法で知るのかわからないですが、僕はこれを知ったのは(一般的にみて)超遅かった気がします。
小学生時代
ドッジボールと秘密基地作りとビックリマンシール収集に明け暮れた小学生の頃。
「セックス」という言葉すら知らなかった汚れを知らぬ少年時代。もちろん言葉を知らないのだから、方法を知っているはずも無く。
子どもはどうやってできるんだろう、という疑問には、誰かから「男の人と女の人が仲良くしているとできる」と聞いた気がする。
なるほど、男女が仲良く・・・手をつないだりお話したりするとできるのかな?
・・・ん?待てよ。でもそれだと夫婦以外でも仲の良い兄弟とか友達とかの間にも子ども出来ちゃうかもしれないし、いろいろ大変なんじゃないかな?と、わずかながらに違和感を感じていました。いま思えば、この違和感に気付くとは、少年時代の僕はなかなか冴えていました。さすが僕、「希代の天才児」と名高い(と自分で信じていた)だけのことはあります。
なお、男女別で受けさせられた保健体育の時間に多分教えてもらえたんじゃないかな、と推測しますが、なにぶん僕は「教師の目を盗んで昼寝をする」ことに特化した能力者だったので、まったく記憶が無いです。視聴覚室でビデオ観るなんて絶好の昼寝チャンスだし、機を見るに敏な僕が見逃したとも思えません。
中学生時代
部活動と塾と風来のシレンに明け暮れた中学生の頃。
この頃になると周りも色気づき始めますので、彼女がどうのセックスがどうのという単語が飛び交い始めます。セックスという言葉を初めて知りました。どうやらセックスとは、子どもを作るための何らかの儀式のようなものらしいです。
しかし、内容については知識皆無のため、適当に周りに相槌打ってやりすごしました。さすが僕、見事なコミュニケーション能力です。
この頃の僕は小学生の頃よりは成長をし、「男女が一緒に裸で寝ると子どもが出来る」ということを覚えました。多分ドラマのお色気シーンとかで知ったのだと推測します。
なるほど、男女が裸になって一緒に寝ることなど、日常的にはまずありえないこと。小学生時代の疑問だった「夫婦以外でもできちゃうんじゃね?」という件はこれで解決しました。兄弟や友達と裸で寝たりしないですもんね。
小学生時代に感じた違和感の答えに自力で辿り着く。さすが僕、「知の探究者」と(自分で)呼ばれていただけのことはあります。
高校生時代
部活と受験勉強とサバイバルゲームに明け暮れた高校生の頃。
中学生の頃に辿り着いた答え「男女が裸で寝ると子どもが出来る」を微塵も疑っていませんでした。自分を信じることが出来る、って素晴らしいですよね。
そんなある日、学校帰りに本屋でとある漫画雑誌を立ち読みしました。
大人専用の漫画雑誌、というわけではありませんが、男女がキャッキャウフフと戯れるシーンが普通に描いてある、いわゆる「青年誌」だった覚えがあります。
年齢相応に異性に興味のあった僕はドキドキしながら読みました。
その漫画雑誌の中に、男女が裸でベッドの上で横になっているシーンがありました。ここまでは中学生の頃の僕の推理どおりです。なるほど、彼らはいま子どもを作っているのだな。
でも、何か様子がおかしいです。
登場人物の男の人が、困ったような顔で「上手く入らない・・・」というようなセリフを言っていました。女の人も困った様子でした。
入る?何が?どこに?
男女の体の構造・・・
おしべとめしべ・・・
凸と凹・・・
そうか、そういうことか!
つまりは、凸と凹が合わさるとき、何かしらの奇跡が起きて子どもが出来るというわけですね。謎はすべて解けた。
こんな漫画の中でさらっと書かれていた程度の情報、凡百な人間なら気付きもしなかったことでしょう。
わずかな手がかりを見逃さない。さすが僕、灰色の脳細胞を持つ(と周りから言われていたと妄想していた)男です。
これが高校2年生の夏のお話です。知るの遅すぎですかね?
なお、知識だけでなく実践に移すことに、さらに長い時間を必要としましたが、それはまた別のお話。
今回はこのあたりで。